白ごはんが止まらない豚キムチスンドゥブ|旨辛スープで心も体もあたたまる
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材料(2人分)
- 豚薄切り肉(バラまたはこま切れ):150g
- 白菜キムチ:80g
- 絹豆腐:1丁
- 長ネギ:1本(斜め薄切り)
- にら:1/2束(3〜4cmに切る)
- 卵:1個
- ごま油:大さじ1
- 酒:1/4カップ
- 水:500ml
- しょうゆ:大さじ2
- タテギ(ユウキ食品):大さじ3(または代用:コチュジャン大さじ3、みりん大さじ1、おろししょうが小さじ1、おろしにんにく小さじ1)
作り方
- 長ネギは斜め薄切り、にらは3〜4cmに切る。豆腐はスプーンで大きめにすくう準備をする。
- 鍋に豚肉、白菜キムチ、ごま油、タテギを入れ、火にかける前によく和えて豚肉に調味料をなじませる(ここが味の肝)。
- 中火にかけ、豚肉の色が変わり唐辛子の香ばしい香りが立つまで炒める。
- 酒と水を加えて煮立たせ、長ネギとしょうゆを加える。再沸騰したら中火で7〜8分煮込み、旨味を引き出す。
- にらを加え、豆腐を大きくすくって鍋に入れる。豆腐のパックに残った汁も入れると一層うまみが増す。
- 中火で3〜4分煮込み、豆腐に味を染み込ませる。中央に卵を割り入れ、お好みの固さまで火を通す。
- 味見をしてタテギやしょうゆで味を調整。ご飯にかける、またはスープにご飯を浸してどうぞ。
ポイント:火にかける前に具材と調味料をしっかり和えることで、味に一体感が生まれます。
感想
赤い食べ物には、不思議と人を温める力がある。
火の色でも、情熱でも、体温でもない。
ただ「食べればわかる」としか言いようのない、あのやさしい熱だ。
それが“煮込み”になった瞬間、その温もりはじわりと体の奥へ沈んでいく。
スンドゥブは、そういう料理だ。
韓国には、寒い季節を乗り越えるために生まれた料理が多い。
ピリ辛に見えて、どこか包み込むような味。
キムチの酸味とコクは、ただ辛いだけじゃない。「生きてる発酵」が、スープに奥行きをつくる。
寒い外気と、湯気の上がる鍋。この対比だけで、もう勝ちだ。
大きくすくった豆腐は、ほろりとほどける。豚肉の脂は、ちょっとした罪を感じさせるが、それを許すのもまたキムチである。
「美容にも健康にもいいんでしょ?」そう思えば、食べ過ぎても平気になる。いや、平気になってしまう。
これはもう、倫理感ではなく、勢いだ。料理はそういう日があっていい。
動画ではご飯をスープに浸していたけれど、私は逆に、ご飯の上にスープをかける派だ。
あなたは?浸す? かける?……正解はない。好きな食べ方でいい。それが料理のルールであり、自由だ。
そして、このスンドゥブにはたしかな真実がある。どんな食べ方をしても、体が温まる。寒さも、疲れも、気分も。食べ終わるころには、全部、静かに溶けていく。
これは、ただのスープじゃない。“冬を生き抜くための鍋”だ。今日をやりきるための熱だ。食べ終えたあと、息をついたその瞬間に、「ああ、まだやれる」と思える。そんな料理だ。
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