マルシェの丘(Marche no Oka)徹底解説|可愛い野菜の裏で繰り広げられる相場心理戦
作物育成 × 相場変動 × 心理戦。
見た目は可愛いのに、内容は本気でエグい駆け引きの詰まった、激アツボードゲームです。
🎮 マルシェの丘とは?
- タイトル: マルシェの丘(Marche no Oka)
- ジャンル: 作物育成 × 相場変動 × 心理戦
- 目的: 5種類の作物(ジャガイモ、カボチャ、トウモロコシ、スイカ、ブドウ)を育て、最終利益を最も多く稼ぐこと
手元の農園で作物を育てながら、市場にカードを出して相場を操作し、売却価格を変動させていくのがこのゲームの核心です。
📌 ゲームのルール
① 手番にやること
- 農園にカードを2枚出す — 最後に換金するための在庫となります
- 市場にカードを1枚出す — 相場を動かす重要なアクションです
- 最後にカードを補充
② 市場の価格変動
市場は「5つのエリア」に分かれており、それぞれ効果が異なります。
- プラスの市場:
最も多かった作物 → +2金
最も少なかった作物 → +1金 - マイナスの市場:
最も多かった作物 → -2金
最も少なかった作物 → -1金
相手の主要作物を暴落させる妨害戦術が可能。
③ 終盤の裏向きカード
山札が尽きたら、市場へのカードは裏向きで出されます。
これにより読み合いは混沌へ突入し、価格は予測不可能になります。
④ 得点計算
(自分の野菜の枚数)×(確定した単価)= 得点
最終利益が最も高い人が勝利。
単価がマイナスなら持っているだけで損をする恐怖のルール。
🔥 このゲームの面白さ
- 自分の利益か、相手の妨害かの葛藤
- 終盤の裏向きカードによる疑心暗鬼
- 最後の答え合わせで歓声と絶望が爆発
🎤 感想
好きな野菜を出していく——それだけでは勝てない。
このゲームは、ただの野菜育成シミュレーションではない。
希望と欲望と相場の地獄が、静かにテーブルの上で広がる戦場だ。
人は本能的に、自分の好きなものを選び、守ろうとする。
だが時には、嫌いな野菜とも向き合わなければならない。
もちろん、カードを出すたびに苦手な野菜を無理に食べろと言っているわけではない。
恐れる必要はない。
気にするべきは、味ではなく——価値(プライス)だ。
もし、この野菜たちを育てたのが自分だと想像してほしい。
愛情を込めた作物の行く末を、他人の思惑によって踏みにじられたくはないはずだ。
当然、価値は高くあってほしい。
努力は報われ、汗は金に変わる。それが理想だ。
だが、理想だけで勝てるほど、この世界は甘くない。
相手もまた、自分の野菜を光り輝かせたいと願っている。
利益と利益がぶつかる場所に、必ず衝突が生まれる。
「争いの種より、野菜の種を撒きたいのに——」
そんな祈りも虚しく、相場操作という名の冷酷な戦争が始まる。
そして、ゲームのもっとも悩ましい瞬間が訪れる。
終盤、カードを裏向きで出すフェイズ——
ここから世界は一気に混沌へ落ちていく。
何が起きているのか誰にもわからない。
裏切りか、保身か、虚勢か、はたまた優しさか。
最後の一枚が、すべてをひっくり返す切り札にも、
自分自身の首を締める毒薬にもなる。
戦略は崩壊し、読み合いは狂気へと変わる。
笑い声は消え、テーブルの上に沈黙が落ちる。
相手を憎む感情すら生まれてしまう——
たかが野菜のはずなのに。
しかし、ゲームが終わったその瞬間、すべてがふっとほどける。
答え合わせが終わり、勝者が決まったら、最後にはこう言うのだ。
「スープでも飲むか。」
そうして、勝者も敗者も関係なく、
みんなで温かい野菜のスープをすする。
笑い合って、全部がまるっとおさまる。
それが『マルシェの丘』。
可愛いイラストの皮を被った、愛と欲望と相場の心理戦(サバイブ)ゲームだ。
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