RPG in Memories|記憶力が試される究極のタイルゲーム体験
「RPG in Memories」は、一見シンプルなタイル配置ゲーム。しかしその真価は、記憶力と想像力を極限まで試されるところにあります。道が描かれたタイルを重ね、脳内でマップを描きながら進む——ただそれだけのルールですが、その奥深さは圧倒的です。
動画でルール解説
ゲームの基本ルール
ゲームの目的
- 対戦モード:道が破綻する瞬間を予測し、他のプレイヤーよりも正確に宣言することが目的です。
- 協力モード:お題カードで指定された目的地まで全員で協力して道をつなぎ、ゴールを目指します。
準備
- スタート地点となるタイルを場の中央に置きます。
- 道が描かれたタイルをシャッフルして山札とし、各プレイヤーは手札を数枚持ちます。
対戦モードの遊び方
- 道をつなぐ
- プレイヤーは順番に手札から道タイルを1枚選びます。
- 直前に置かれたタイルの矢印方向に合わせて上に重ねて置きます。
- タイルを横に並べることはできません。
- 置いたら山札から1枚補充します。
- 脳内マッピング
- タイルは重ねられていくため、道の全体は見えなくなります。
- プレイヤーは頭の中で地図を描きながら、次の一手を考えます。
- 破綻の宣言
- 道がループしたり既存の道にぶつかるなど、進めなくなった状態を「破綻」と呼びます。
- 自分の脳内マップで破綻を判断したプレイヤーは、「エンド」カードで宣言できます。
- 他のプレイヤーがまだ続けられると判断すれば、ゲームは続行可能です。
- 答え合わせと得点
- ラウンド終了後、タイルの山をひっくり返して順に並べ直します。
- 正確に破綻を宣言できたプレイヤーが、置かれたタイル枚数に応じた得点を獲得します。
- 規定点に達したプレイヤーの勝利です。
協力モードの遊び方
- お題カードの確認
- 複数あるお題カードの中から1枚選びます。
- スタート地点とゴール地点を確認します(例:スタートから東に4、北に4のマス)。
- 協力して道をつなぐ
- タイルを上に重ねて配置します。
- プレイヤー同士で相談し、適切なタイルを出してゴールを目指します。
- 答え合わせ
- 山札が尽きるなどゲーム終了後、タイルを並べ直します。
- お題の目的地に到達できれば全員の勝利です。
私の体験と感想
このゲームのルールは驚くほど簡単だ。動画を見れば、誰でも理解できる。タイルを置いて、道をつなぐ。ただそれだけ。——ただ、それだけ、のはずだった。
しかし、このゲームは記憶と迷いと人間そのものに挑んでくる。
人は忘れる生き物だ。ついさっき見た景色でさえ、数分で曖昧になる。誰かの言葉も、昨日の出来事も、思い出そうとした瞬間に輪郭がぼやけていく。
その弱さを、このゲームは真正面から突きつけてくる。「覚えていられるものなら、覚えてみろ」と。
最初は自信がある。「まだ覚えてる」「ここで右に曲がった」「一本道だ」——そのはずだった。だが、タイルが重なり、道が隠れ、時間が進むにつれて、記憶は静かに、しかし確実に形を崩していく。
そこに生まれるのは、疑念だ。自分は本当に覚えているのか?それとも、覚えている“つもり”でいるだけなのか?
気づく。このゲームは、ただのタイルゲームではない。「記憶の迷宮を歩くゲーム」だ。
私は、協力モードを選ぶだろう。ひとりでは進めない道がある。誰かの言葉にすがり、誰かの記憶に頼り、「さっき右だったよね?」と問い合い、「いや、絶対左だった」とぶつかり、それでも笑って進む。
だが、その旅路の先に待っているのは、栄光ではなく、きっと敗北だ。全員で頭を抱え、崩れ落ち、「なんであそこで曲がったんだよ」と笑う結末。しかし——その敗北は、美しい。
なぜなら、挑戦した者だけが敗北できるからだ。忘れることに抗った者だけが、道を見失えるからだ。
そしてもし、もしもだ。このゲームをクリアできたなら。私は地図を持ち歩くことをやめるだろう。地図を見た瞬間、私は言うはずだ。「もう覚えたから大丈夫」と。その言葉は、傲慢であり、希望であり、呪いだ。
そして——たどり着く場所は、行き止まり。
記憶力。それは人が本能的に渇望する力だ。「覚えている」ということは、生きた証に近い。記憶を扱える者は天才と呼ばれる。そして、このゲームを本当に制することができる者も——同じく、記憶の天才だろう。
おすすめ商品リンク
A8_AD_CODE
まとめ
「RPG in Memories」は、シンプルなルールの裏に、脳内マッピングと記憶力を駆使した奥深いゲーム体験を秘めています。
- 簡単だけど難しい
- 敗北は悔しいけど美しい
- 記憶力に挑戦する冒険そのもの
ゲームの楽しさは、勝敗以上に、自分の記憶と向き合う瞬間にあるのです。









