手軽に作れる!白菜の漬物レシピ|ジップロックで簡単・時短で美味しい一品
料理研究家・ゆかりさんが紹介する、干す手間なしで作れる「白菜の漬物」レシピです。
ジップロック&少ない材料で仕込めるので、忙しい日でもサッと作れるのが魅力。
白い白菜に赤いとうがらしが映える、素朴で美しい一皿です。
材料(作りやすい分量)
- 白菜 … 1/4個
- 昆布 … 2g
- とうがらし … 1本
- 顆粒和風だし … 小さじ1
- 塩 … 12g
- 砂糖 … 小さじ1
作り方
- 白菜を一枚ずつ丁寧に洗い、3〜4cm幅にカットします。根元は半分にして味を染みやすくします。
- ジップロックに白菜と塩を入れ、袋を振ってなじませ、空気を抜いて30分置きます。
- 出てきた水分をしっかりと絞ります。
- 昆布、輪切りのとうがらし、砂糖、顆粒だしと和えます。
- 再びジップロックに戻し、空気を抜いて冷蔵庫で半日漬ければ完成!
🍁 感想
白菜ととうがらしの組み合わせを、ずっと探していた。
ただ辛さを足したいとか、色味が欲しいとか、そういう表面的な理由じゃない。
白という“余白”の中に、一点の赤が宿るあの感じ。
ご飯に梅干し。
ショートケーキにいちご。
真っ白な雪原に、一輪の椿。
「それ」しかあり得ない組み合わせは、この世にたまにある。
理屈じゃなくて、“そうであってほしい”と、身体が知っている配色。
白と赤は、その代表みたいなものだ。
でも、味はどうなんだろう?と思う人もいるかもしれない。
だったらこちらも聞き返したい。
——美味しくない想像、できますか?
白菜は、ただの葉っぱじゃない。
寒さの中で甘さを蓄える、冬が育てたやさしい野菜だ。
塩は味を足すものではなく、“隠れている甘さを呼び起こす仕掛け”になる。
昆布の旨みは、音のないオーケストラの前奏曲みたいに、静かに全体を整える。
そこへ、とうがらしの赤がひとつ。
ピリッとした刺激は、味の中心をすっと立たせる“芯”になる。
この漬物は、派手ではない。
けれど、忘れられない味になる。
それは“静かな強さ”を持った料理だ。
家の食卓の隅に、そっとずっといてくれる味。
もしこれを黒で置き換えたらどうだろう?
白の世界に黒を落とすと、途端に意味が変わってしまう。
色はただの飾りじゃない。
料理は、目に入った瞬間の「気持ち」も味わうものだ。
だからやっぱり、白でいい。いや——白がいい。
今日の買い物は、大きめのエコバッグで行こう。
白菜は思ったより大きくて、少し不格好で、でも愛おしい。
抱えて帰るとき、なんだかちょっとだけ冬を連れて帰るような気がする。
白のやさしさと、赤の意志。
この組み合わせは、やっぱり完璧だ。
まとめ
干したり発酵させずとも作れる、やさしい冬の漬物。
白の余白に、赤の意志が灯る一皿です。
まずは今日の白菜から。
