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  • 【徹底解説】Miraris(ミラリス)は“読み合いの深淵”へ誘う危険なカードゲームだった

    【徹底解説】Miraris(ミラリス)は“読み合いの深淵”へ誘う危険なカードゲームだった

    【Miraris(ミラリス)】美しい世界で繰り広げられる“二重の心理戦”|ルール・魅力・プレイ感想まとめ

    Domina Games(ドミナゲームズ)から発売されているボードゲーム 『Miraris(ミラリス)』
    美しいアートワークと、シンプルなルールの裏に潜む“深すぎる読み合い”が魅力の名作です。


    🎥 動画紹介


    🎮 Miraris(ミラリス)とは?

    本作は、手札の数字カードを使って場の「奇跡カード(得点カード)」を奪い合う、
    読み合いと駆け引きに満ちた心理戦ゲームです。

    ■ 目的

    獲得した奇跡カードに描かれた王冠(勝利点)を最も多く集めた人が勝利。

    ■ プレイ人数

    2〜6人(人数によって読み合いの難易度が激変するのも魅力)


    🔢 基本ルール(全8ラウンド)

    ① 手札から数字カードを1枚選ぶ

    1〜9の数字カードから好きな1枚を“裏向き”で出します。

    ② 数字の小さい順に並べる

    全員のカードを公開し、数字が小さい順に並べます。

    ③ 順番にカードを獲得

    並べられた順に、場の奇跡カード(得点)を獲得していきます。


    ⚠️ 最大のキモ「バッティング」

    同じ数字を出したプレイヤーは全員そのラウンドでカードを獲得できません。

    ■ キャリーオーバー(持ち越し)

    誰も獲得できなかったカードは場に残り、新しいカードが追加されます。

    次のラウンドでその順位を取った人は、溜まったカードを総取りできる大チャンス!

    「行くか、引くか?」
    「バッティング覚悟で攻めるか?」

    ここで第1の心理戦が生まれます。


    🃏 大逆転を生む「キャラクター能力」

    ゲーム開始時に3枚から1枚を選ぶ“秘密の能力カード”。
    この効果が発動するのはすべてのラウンドが終わった後です。

    内容は…

    • 条件達成で大量得点
    • 勝利条件そのものが変わる
    • 得点方式が特殊化して一気に逆転

    つまり、終盤で負けているように見えても最後にひっくり返るのがミラリスの醍醐味。

    相手がどの能力を持っているか推測する、
    第2の心理戦がここにあります。


    🎤 感想

    心理戦――好きですよね?
    ボードゲームから心理戦を取り除いたら、いったい何が残るというのか。

    駆け引き、裏読み、欲望、裏切り。
    それこそがゲームの鼓動。その鼓動が“二重”に鳴り響くのが、このミラリスです。

    ルールは驚くほどシンプル。
    「数字を1枚選んで出すだけ」。
    簡単すぎて油断する。しかしその油断こそ罠であり、
    気づけば読み合いの深淵へ引きずり込まれる。

    盛り上がる理由は「かぶったら取れない」だけではない。
    本質にあるのはミラリス独自のシステム――キャリーオーバー

    取り逃したカードが積み上がり、
    欲望が静かに、しかし確実にプレイヤーを焦らせる。

    「行くのか? 行かないのか?」
    「ここでその数字を切れるか?」

    読み、裏読み、さらに裏の裏を読む――
    精神のチキンレースが始まる。

    カードがめくられた瞬間、沈黙が落ちる。
    歓喜と絶望が同時に起きる。
    たった1枚で、ここまでドラマが生まれるのかと驚く。

    ……だが、ここで終わりではない。

    眠っていたキャラクター能力が最後に目を覚ます。
    努力を裏切るほどの大逆転。
    絶望の底から一気に頂点へ駆け上がる“神の一手”。

    ミラリスは、そんな美しく残酷で、最高に刺激的な裏切りのゲームだ。


    🛒 Miraris(ミラリス)

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    感想(0件)


    📝 まとめ

    • シンプルな数字選択が、驚くほど深い心理戦へ発展
    • バッティングが生むキャリーオーバーが最高にエモい
    • 最後のキャラ能力で逆転できる“美しい裏切りゲーム”
    • 初心者でも遊びやすく、何度もやりたくなる中毒性

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    六華(リッカ)│麻雀を極限まで凝縮した「感覚の略奪ゲーム」レビュー&ルール解説


    🔍 六華(リッカ)とは?

    アークライトゲームズから発売されているボードゲーム『六華(リッカ)』
    「麻雀の体験をシンプルに再構築した」というキャッチコピーの通り、
    麻雀の面白い部分(役作り、駆け引き)だけを凝縮し、誰でもすぐに遊べるよう設計された作品です。

    🎮 ゲーム概要

    • タイトル: 六華(リッカ)
    • 発売: アークライトゲームズ
    • プレイ人数: 2〜5人
    • 特徴: 役はたった3つ。覚える負担0、駆け引きは濃厚。

    📘 基本ルール

    🏆 勝利条件

    最初に10点を獲得した人が勝利。

    🎴 3つの役(得点源)

    • 一色(イッシキ) / 1点:6枚の牌の「下の色」を揃える
    • 三連(サンレン) / 3点:同じ色で連番の3枚セットを2組作る
    • 六華(リッカ) / 6点:色を揃え、数字を1〜6まで連番にする最高役

    🎲 ゲームの流れ

    1. ドロー:山札 or 捨て札から1枚取る
    2. 判定:役の成立確認
    3. ディスカード:役が出来ていなければ1枚を表向きで捨てる

    捨て牌は全員が拾えるため、捨てた牌が相手の加点に変わる恐怖がある。

    💡 鬼の奥深さ「上下ひっくり返し」

    牌は上下を回転させることで色・数字が変わる
    「揃わない」と思った瞬間の大逆転が発生するドラマ性が魅力。


    🎤 感想

    ねぇ、麻雀やらない?
    ——この言葉には、何か禍々しい力がある。
    人生を狂わせる開口一番の誘い文句。
    夜を溶かし、友情を壊し、睡眠を奪う魔性のワードだ。

    しかし、その禁断の呪文が今——
    まったく違う姿へと生まれ変わる。

    「ねぇ、六華(リッカ)しない?」

    そう囁いた瞬間、空気が変わる。
    重くない、怖くない、むしろ華やかだ。
    まず間違いなく返ってくるのはこの言葉だろう。

    「六華って、何?」

    名前が可憐すぎる。
    六つの華。
    響きがやさしい。
    だから男女問わず誘いやすい。
    闇のギャンブルから、一瞬で気品あるテーブルゲームへと変貌する。

    だが、その中身こそが——
    凶悪だ。

    ルールは簡単。なのにプレイは濃厚。
    カードではなく、牌を使う。
    触れた瞬間、伝わる重量感。
    手の中で回転させた時の「カチッ」という音が気持ちいい。
    捨て牌が卓に落ちるときの乾いた衝撃が、心臓を叩く。

    触覚、聴覚、視覚。
    三つの感覚を支配してくる。
    ただのゲームじゃない。これは感覚の略奪だ。

    たった1枚の牌の選択が勝敗を決める。
    迷う。震える。読み合う。刺さる。
    「この1枚、捨てるか?抱えるか?」
    その1秒の判断が、生存と敗北を分ける。

    そして、最大の狂気。
    牌の上下が入れ替わる。
    ひっくり返した瞬間、色が変わる。数字が揃う。役が完成する。
    ありえない逆転劇が、突然目の前で起きる。

    叫ぶ、笑う、悔しがる、泣く。
    卓の上で感情が爆発する。

    気がつけば、口にしている。
    ——六華もう一回。

    なんだ、このゲーム。
    完璧か?天才の仕業か?それとも悪魔の仕掛けか?

    まだ持ってない?安心してくれ。
    この時代、クリックひとつで手に入る。
    箱は思ったより小さく、財布に優しい。
    なのに、得られる体験は巨大だ。

    いつか市場から消える前に——
    手に入れろ。六華は、人生を鮮やかに染める。


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    ゲーム概要

    東京・恵比寿のボードゲームカフェ「アジトベル」の店長・浅井さんが解説する二人用ボードゲーム『ローゼンケーニッヒ』。15世紀イギリスの王位継承を巡る「薔薇戦争」をテーマにした陣取りゲームです。

    • ジャンル:エリアマジョリティ(陣取り)
    • プレイ人数:2人(4人ルールも可能)
    • 対象年齢:10歳以上
    • プレイ時間:約30分

    ゲームの目的

    自分の色の紋章コマをボード上に置き、縦横で繋がる同色のコマの集まり「領土」を作ります。得点は領土のコマ数の2乗で計算され、合計点が高いプレイヤーが勝利します。

    得点例

    • コマ1個 → 1 × 1 = 1点
    • コマ4個 → 4 × 4 = 16点

    ゲームの準備

    1. 王冠コマ(黄色)をボード中央に置く
    2. 白プレイヤーは王冠側、赤プレイヤーは対面に座る
    3. 騎士カードを各自4枚受け取る
    4. 進軍カードを5枚ずつ配布(山札は残す)。カードの王冠の向きをボードに揃える

    手番でできること

    手番では以下の3つから1つを選択できます。

    ① 進軍カードで王冠コマを動かす

    カードに描かれた方向・距離に従って王冠を動かし、移動先に紋章コマを置く。途中で他のコマを飛び越えられるが、移動先にコマがある場合は置けません。

    ② 進軍カード+騎士カードを同時使用(1ゲーム4回まで)

    移動先が相手コマでも奪って裏返すことができる強力アクション。逆転の切り札。

    ③ パスしてカード補充

    手番でカードを使わず山札から1枚引く。手札は最大5枚まで。

    ゲーム終了条件

    • いずれかのプレイヤーが紋章コマをすべて置く
    • 両者が連続パスし、行動できなくなる

    同点の場合の決着

    1. より大きい領土のあるプレイヤーが勝利
    2. それでも同点なら、置いた紋章コマの数が多い方が勝利

    ■ 感想

    薔薇──その名を耳にするだけで、世界はドラマチックに色づく。
    そして、このゲーム『ローゼンケーニッヒ』も例外ではない。
    15世紀のイギリス、王位を巡る激烈な戦争を背景に、あなたは赤か白かの旗を掲げ、戦場に挑む。
    ゲームの開始は、ふざけ合いの戯れに過ぎないかもしれない。だが、時が進むにつれ、盤上に広がる戦局は熱を帯び、手に汗握る攻防へと変わっていく。
    一手一手が、あなたの中で散る薔薇のように切なく、そして美しく胸を打つ──。

    このゲームの魅力は、戦略性の高さだけではない。
    カードを引くたび、運命の歯車が微妙に狂い、想定外の展開があなたの目の前で繰り広げられる。
    思い通りにならない苛立ちと興奮、限られた手札で最善を模索する焦燥感。
    ここに生まれるのは、まさに“制御不能の戦場”だ。

    将棋やチェスのような純粋な知力勝負では味わえない、力なき者が逆転を成し遂げる快感。
    絶望の中で一手が勝利を呼ぶ瞬間、その高揚は言葉にできないほど強烈だ。
    そして、勝利を手にした瞬間、静かに、しかし確かに、相手の墓標に一輪の薔薇を添える。
    それは、単なる勝利の象徴ではなく、戦いの尊さ、そしてゲームに宿る物語そのものだ。

    『ローゼンケーニッヒ』──
    それは、戦略と運命が交錯する、究極のドラマ。
    一度手にすれば、あなたの心は戦場の薔薇とともに揺さぶられる。
    勝っても負けても、このゲームは決して忘れられない物語を残すだろう。

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  • ただのゲームでは終わらない|協力と緊張が生む唯一無二のバランス作品

    ただのゲームでは終わらない|協力と緊張が生む唯一無二のバランス作品






    フランス発!協力型バランスゲーム「テイルズ・オブ・クヌギ」徹底解説


    フランス発!協力型バランスゲーム「テイルズ・オブ・クヌギ」徹底解説

    動画で紹介されているのは、フランス生まれのボードゲーム 「テイルズ・オブ・クヌギ」 です。プレイヤー全員で協力し、枝や装飾を落とさないように取り付けながら様々なミッションをクリアする、器用さとチームワークが試される新感覚ゲームです。

    ゲームの概要

    「テイルズ・オブ・クヌギ」は、プレイヤーが森の精霊「こだま」となり、クヌギの古木を復活させることを目指す協力型ゲームです。

    • 枝を成長させる
    • 葉や鳥の巣などの装飾を飾り付ける
    • ミッションを達成して高得点を目指す

    チームで協力しながら木を完成させる楽しさ が魅力です。

    ゲームの基本的な流れ

    ゲームは 1年を1ラウンド として、計5ラウンド行います。各ラウンドは「冬」「春」「夏」「秋」の4つのフェイズに分かれています。

    冬フェイズ(準備)

    場に置かれたチップをめくり、そのラウンドで取り付ける枝や装飾品を準備します。どのパーツが手に入るかは運次第!

    春フェイズ(成長)

    準備した枝を、木の幹や既に取り付けられている枝に繋げていきます。安定したバランス を意識して慎重に配置しましょう。

    夏フェイズ(装飾)

    葉やしめ縄、鳥の巣、提灯などの装飾品を木に飾り付けます。見た目の美しさと、枝のバランスを同時に考える必要があります。

    秋フェイズ(収穫)

    枝や装飾の付け方によって、木の根元に「どんぐり」を集めることができます。このどんぐりは次のラウンドで使える 便利アイテム です。

    ミッションとコミュニケーション

    このゲームの 最大の特徴 は、ミッションの共有に制限がある点です。

    • 共通ミッション:プレイヤー全員に公開されるミッション
    • 秘密のミッション:各プレイヤーに配られる、他の人に見せたり口に出したりできないミッション

    例:装飾を20個以上つける、枝を5本以上つなげる。秘密のミッションを推測しながら、チーム全体で すべてのミッション達成を目指す のがポイントです。

    便利アイテム「どんぐり」

    • 落としてしまったパーツを付け直す
    • 好きな装飾品を選んで取り付ける

    ゲームの魅力と難しさ

    「テイルズ・オブ・クヌギ」は、見た目の美しさとは裏腹に 繊細なバランス感覚 が要求されます。枝や装飾を置いた瞬間に崩れ落ちることも少なくありません。

    どこに置くか、どの順番で置くか、仲間の秘密のミッションは何か――これらを考えながらプレイする緊張感は、他のゲームでは味わえない独特の楽しさがあります。

    感想

    木の上に物を置くだけで、こんなにも胸が高鳴る――そんな小さなロマンを、あなたは感じたことがありますか?
    しかし、このゲームではその単純な行為が、仲間との協力によってまるで夢のような体験に変わります。

    目の前の木は静かに佇んでいるようで、実はすべてが生き物のように揺れ動いています。
    誰がどの枝を欲しているのか、誰がどの装飾を狙っているのか、完全には見えない
    その「見えない部分」が、このゲームの核心であり、スリルであり、戦略性の源なのです。

    時には、そっと置いた枝が崩れ落ち、心が折れそうになる瞬間もあります。
    時には、仲間と小さな衝突が生まれ、互いの思惑が交錯する瞬間も。
    それでも、互いに観察し、推測し、助け合いながら前に進む――そのプロセスこそが、単なる遊びを超えた真の協力体験です。

    そして、試行錯誤を重ねた末に完成した木は、ただの作品ではありません。
    「みんなで創り上げた奇跡の一作」 と呼ぶにふさわしい、唯一無二のアートです。
    手に汗握る緊張感、心を震わせる達成感、そして仲間と共有する一瞬の感動。
    最後に記念写真を一枚――その瞬間、ゲームは単なる娯楽を超え、心に刻まれる物語 となります。

    動画でチェック!


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