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  • アートコレクターの夢を叶える──『アートソサエティ』で体験する至高のギャラリーづくり

    アートコレクターの夢を叶える──『アートソサエティ』で体験する至高のギャラリーづくり






    アートコレクターの頂点を目指せ!ボードゲーム「アートソサエティ」レビュー


    アートコレクターの頂点を目指せ!ボードゲーム「アートソサエティ」レビュー

    あなたは、名だたる画家たちの作品を自分のギャラリーに並べてみたいと思ったことはありませんか?ゴッホにモネ、ルノワール──私もその夢をずっと抱いていました。しかし、現実世界では限られた人しか体験できない贅沢。それが、ボードゲーム「アートソサエティ」なら手のひらの上で叶います。

    ゲームの概要

    「アートソサエティ」は、プレイヤーが美術品のコレクターとなり、流行を読みながら最も価値の高いアートコレクションを作り上げるボードゲームです。オークションで絵画タイルを競り落とし、自分のギャラリーに配置していくタイル配置ゲームの要素も持ち合わせています。

    ゲームの目的

    プレイヤーはオークションで手に入れた絵画タイルを、自分のギャラリーボードに配置します。ゲーム終了時に、収集した絵画の価値の合計が最も高いプレイヤーが勝者となり、真のアートコレクターとして称賛されます。

    ルール概要

    • 準備: 各プレイヤーにボードと入札カードを配布。開始絵画タイルを中央に配置。
    • オークション: 山札から絵画タイルを公開し、手札の入札カードで競り落とす。
    • 絵画の配置: 獲得したタイルをボードに隣接させて配置。
    • 価値の変動: 誰も選ばなかったタイルは美術館へ。価値が上昇する。
    • ボーナスとペナルティ: 額縁ボーナスで追加得点、フォーパスで減点。
    • ゲーム終了: ボードが埋まる、入札カードが尽きる、配置できないタイルが出た場合。

    感想

    ゴッホにモネ、ルノワール──名だたる巨匠たちの作品を、自分のギャラリーに並べてみたいと思ったことはないだろうか?
    私はある。心の奥底で、その夢をずっと抱いていた。

    現実世界では、限られた人間しか叶えられないその贅沢。だが、このゲームの世界では、そんな夢が手のひらの上で動き出す。自分の選んだ絵画を競り落とし、壁に飾る──その瞬間だけで、心は煌めく。
    ただのボードゲームではない。これは、アートコレクターとしての疑似体験であり、戦略家としての頭脳戦でもあるのだ。

    特に心を揺さぶられたのは、誰も選ばなかった絵画の価値が跳ね上がるという仕組み。
    「なぜ、この絵が?」と首をかしげるその瞬間こそ、美術の世界の不思議さと奥深さを垣間見る瞬間だ。みんなが見過ごすからこそ、価値が生まれる──このパラドックスは、現実の美術館ではなかなか味わえない。

    しかし、私はただ価値の高い絵を追い求めるだけではない。心の底から欲しいのは、みんなが羨むその一枚。手に入れた瞬間、ギャラリーが生き生きと輝き、自分の戦略が確実に成果を生む──そんな快感こそ、このゲームの真骨頂だ。

    このゲームは、アートの夢と戦略のスリルを同時に味わえる、まさに至高の体験。
    ギャラリーが完成していく感覚、競り合いの熱気、予想外の価値変動──すべてがプレイヤーを虜にする。

    現実では限られた人しか味わえない贅沢を、手軽に、しかし本格的に体験できる。
    それが「アートソサエティ」の魅力であり、私がこのゲームに夢中になる理由だ。

    動画


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  • 【レビュー】『フロマージュ』のルールと魅力を解説|全員同時プレイでサクサク進む陣取りゲーム

    【レビュー】『フロマージュ』のルールと魅力を解説|全員同時プレイでサクサク進む陣取りゲーム






    【同時プレイが新しい】『フロマージュ』|チーズ職人になって高得点を目指すワーカープレイスメント

    【同時プレイが新しい】『フロマージュ』|チーズ職人になって高得点を目指すワーカープレイスメント

    「フロマージュ」は、ワーカープレイスメントでありながら、全員同時プレイが可能な珍しい設計のボードゲームです。待ち時間が少なく、止まらず進行していく心地よさが魅力です。


    🎥 プレイ動画


    🧀 基本のプレイ目的

    ワーカーを配置してチーズを生産したり、地域に配置して得点を稼ぎ、最終的により多くのポイントを獲得することを目指します。


    🔄 基本の流れ

    手順 内容
    ① ボード準備 円形ボードを毎回シャッフルして配置するため展開が変わる。
    ② ワーカー配置 自分の前と中央にワーカーを1つずつ配置。
    ③ アクション 置いた場所に応じてチーズ生産・リソース獲得などを行う。
    ④ ボードの回転 全員が同時にボードを回転 → 状況が変化する。
    ⑤ ワーカー回収 自分の前に戻ってきたワーカーを回収し、次のラウンドへ。

    ⭐ 得点の取り方(4つのエリア)

    エリア 内容 得点の特徴
    Villes(都市) 地域にチーズを配置 多数派でタイルを獲得
    Bistro(ビストロ) テーブルにチーズを置く 直接得点
    Festival(フェス) チーズを繋げて並べる 連鎖が長いほど高得点
    Fromagerie(工房) 棚に種類ごとに並べる 種類数が高得点につながる

    🧀 感想

    チーズという言葉には、人をほっとさせる何かがある。
    あたたかさ、濃厚さ、そして、ゆっくりと溶けていく「余韻」。
    それがたとえ実物ではなく、ボードゲームのタイトルについているだけでも、不思議と美味しそうに感じてしまう。

    『フロマージュ』は、そんな“言葉の香り”からすでに勝っているゲームだと思った。
    そして実際にプレイしてみたら、期待は裏切らなかった。いや、むしろ上回ってきた。

    見た目はやわらかい。
    イラストはかわいく、どこか牧歌的。
    だけど中身はしっかり戦略的で、思考の火加減を問われるゲームだ。

    「どこに置く?」「今か?」「もう少し待つか?」
    その小さな判断の積み重ねが、最後に大きな味の差となって現れる。

    そして、この手の“考えるゲーム”にありがちな問題——そう、長い待ち時間。
    ひとりが悩んでいる間、他は手持ち無沙汰になる、あれ。

    でも『フロマージュ』にはそれがない。
    なぜなら、全員同時プレイだからだ。

    考えて、置いて、回って、また戻ってくる。
    そのサイクルが止まらない。流れるように続いていく。

    このテンポ感が本当に心地いい。
    「悩む」ではなく、「考えながら進む」感覚。
    ゲームに“余白”があるのに、停滞はない。

    ふと円形のボードを眺めていると、自然とある情景が浮かぶ——ピザ。
    チーズ、丸いテーブル、手の動き。
    なんだか美味しそうなゲームだなあと、思ってしまう。

    暖炉の前で、木のテーブルに『フロマージュ』を広げる。
    ピザとナイフ。
    グラスには、少しだけ重めの赤ワイン。
    その横で静かに進む手番。

    『フロマージュ』は、ただ得点を競うゲームじゃない。
    雰囲気を味わうゲームだ。手を動かしながら、ゆっくりと心が温まっていく。

    気づけば私は言っていた。
    「このゲーム、エモいな」と。

    ただのチーズでは終わらない。
    そこには、やわらかい記憶が熟成されていく時間がある。