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  • 『だんだんダンジョン』レビュー|タイルで迷宮を作る優しい冒険ボードゲーム

    『だんだんダンジョン』レビュー|タイルで迷宮を作る優しい冒険ボードゲーム

    手触りのいい迷宮ゲーム『だんだんダンジョン』|タイルで冒険する優しいダンジョン探索

    『だんだんダンジョン』は、めくられたカードと同じタイルを自分のボードに配置し、
    自分だけの迷宮(ダンジョン)を作っていくタイル配置型のボードゲームです。
    お宝を集めるルートを作り、モンスターを避けながら進むシンプルなルールながら、
    配置次第でまったく異なる展開が生まれる戦略性が魅力です。



    🎮 ゲームの概要

    本作は、ドイツの有名ゲームデザイナー「ライナー・クニツィア」氏の作品
    『ミステリーダンジョン』のリメイク版です。
    プレイヤーは同じセットのタイルを持ち、めくられたカードと同じタイルを
    自分のボードに配置していきます。

    🏁 ゲームの目的

    すべてのタイルを配置し終えたらゲーム終了。入口から辿れるルートの結果で得点が変わります。

    • お宝に到達 → +1点
    • モンスターに遭遇 → -2点

    🧱 ゲームの流れ

    1. カードを1枚めくる
    2. 全員が同じ絵柄のタイルを探す
    3. 自分のボードの好きな位置・向きに配置する

    これをタイルがなくなるまで続けるだけ。とてもシンプル。


    🗺️ ボードによるルールの違い

    ① ダンジョン面(茶色)

    好きな場所に自由にタイルを置ける。初心者にも遊びやすい面。

    ② 洞窟面(灰色)

    最初は入口から、以降も既にある道に繋げる必要があり、より戦略性が高くなります。


    🐉 バリエーション:ドラゴンタイル

    追加されるドラゴンプレートによって特殊効果が付くタイルも登場。
    選ぶドラゴンによってゲーム展開がガラッと変わります。


    🎙 感想

    最初に目に入ったのは、そのやさしい色合いと、どこかとぼけた可愛さを持つタイルたちだった。
    見た瞬間に思った。「これは、遊んでいて気持ちがいいゲームだ」と。

    ダンジョンは、目の前に広がる「未知」の象徴だ。
    一歩先に何があるのか分からない。
    けれど、だからこそ踏み出したくなる。

    『だんだんダンジョン』は、まさにその感覚をテーブルの上に再現してくれる。
    タイルを置くたびに、少しずつ形を変えながら、ダンジョンは静かに姿を表していく。
    導かれるように、手探りで道をつないでいく時間は、まるでロウソクの光を頼りに洞窟を進むようだ。

    このゲームの面白さは、「同じタイルを使っているのに、誰一人同じ迷宮を作らない」こと。
    人柄や癖、欲望や慎重さ——そのすべてがルートに現れる。

    宝箱は輝いている。手を伸ばせば届きそう。でも、その先にはモンスターが潜んでいるかもしれない。
    その「行くか、引くか」。
    その一歩に物語が生まれる。

    思い返せば、子供の頃はすべてが冒険だった。
    路地はダンジョンで、石ころは宝だった。
    あの頃の自分が、まだどこかに生きている。

    人生のレベルも、肩書きも、関係ない。
    ここでは、すべての人が冒険者だ。

    さあ、ランタンを手に取ろう。
    あなたのダンジョンは、もうそこにある。


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    感想(0件)



    🔗 関連記事

    毎回違う迷宮が生まれる小さな冒険。
    ぜひ仲間と旅に出てみてください。

  • 『ジキルvsハイド』レビュー|“正義と悪”がせめぎ合う2人専用カードゲーム

    『ジキルvsハイド』レビュー|“正義と悪”がせめぎ合う2人専用カードゲーム

    【心理戦が熱い!】『ジキルvsハイド』|2人専用トリックテイキングの名作を徹底解説


    🎩 導入

    二つの人格がぶつかり合う、スリリングな心理戦。
    今回紹介するのは、2人専用のトリックテイキングゲーム『ジキルvsハイド』です。
    通常のカードゲームとは一味違い、プレイヤーは“ジキル博士”と“ハイド氏”という相反する存在に分かれ、勝利条件もまったく異なります。
    シンプルなルールながら、読み合いと駆け引きがギュッと詰まった、傑作2人対戦ゲームです。

    📹 動画で見る『ジキルvsハイド』


    🧠 ゲーム概要

    『ジキルvsハイド』は、プレイヤーがジキル博士とハイド氏に分かれて対戦する、非対称型トリックテイキングゲームです。
    ジキル博士は“人格のバランス”を保とうとし、ハイド氏は“人格を完全に支配”しようとします。

    • プレイ人数:2人専用
    • プレイ時間:約20分
    • 対象年齢:10歳以上
    • ジャンル:心理戦・カード・トリックテイキング

    ⚖️ 勝利条件

    • ジキル博士側:3ラウンド終了時に、人格マーカーがボードの最後まで進まなければ勝利。
    • ハイド氏側:3ラウンドの途中でも、人格マーカーが最後まで到達すれば勝利。

    🃏 ゲームの流れ

    1. 各プレイヤーに10枚のカードを配ります。
    2. 人格マーカーをボードのスタート地点に置きます。
    3. ゲームは3ラウンド制で、各ラウンドは10回のトリック(カードの出し合い)で構成されます。

    トリックのプレイ

    • 親プレイヤーが好きなカードを1枚出す。
    • 相手は同じ色(スート)のカードがあれば必ずフォロー(マストフォロー)。
    • 同じ色がない場合は、好きなカードを出せる。

    トリックの勝敗

    基本は同じ色の中で数字が大きい方が勝利。
    ただし、異なる色が出された場合、その色の強さはラウンド中に出された順で決まります。
    最初に登場した色が最も弱く、後から出る色ほど強くなります。


    🧬 人格マーカーの移動

    各ラウンド終了後、ジキルとハイドの獲得したトリック数の差を計算します。
    その差の分だけ人格マーカーがハイド側に進みます。
    例:ジキル4トリック、ハイド6トリック → 差2 → マーカー2マス進む。


    💉 特殊カード「薬品カード」

    ワイルドカードとして機能する薬品カードは、マストフォローを無視していつでも出せます。
    出された際には、相手の出したカードの色に応じた特殊効果が発動します。
    例えば:

    • 相手のトリックを奪う
    • 色の強さをリセットする
    • 新たな順序を作り出す など

    タイミング次第で勝敗を左右する、非常に重要なカードです。


    💭 プレイした感想

    このゲームを買ったことを――正直、少し後悔している。
    なぜって……難しすぎるから。
    けれど、その難しさの奥に、私は人間の“本質”を見た気がした。

    パッケージを見た瞬間、「面白そう」と思った。
    でもそれだけじゃない。惹かれたのは“テーマ”だった。
    ジキルとハイド
    この名前を聞くだけで胸がざわめく。
    正義と悪、理性と衝動、そして――人の中に潜む二面性。
    ダークホラーの香りが漂いながらも、どこか哲学的な深みがある。
    そう、この作品には、ただのカードゲームを超えた“人間ドラマ”が詰まっている。

    しかし……
    このゲームでジキル博士であり続けることは、想像以上に難しい。
    正義を保つには、冷静な知性が必要。
    感情に流されれば、すぐに“ハイド”が顔を出す。
    まるで現実世界のように――善を貫くことが、こんなにも難しいとは。
    プレイしているうちに、私は気づいた。
    「このゲームは、哲学そのものだ」と。

    一方のハイドは違う。
    相手を貶め、支配しようとする。
    だが、そこには一種の“純粋さ”がある。
    欲望に忠実で、迷いがない。
    悪であることを恐れないその姿は、むしろ人間らしくすら感じる。
    「悪とは何か」「正義とは何か」――
    この問いを、1ゲームごとに突きつけてくる。

    キャラクターの選択ひとつで、ゲームの難易度も、心の揺れ方も変わる。
    感情を抑え、計算高く動くか。
    それとも、本能のままに突き進むか。
    プレイヤーの内面が、そのまま勝敗を左右する。
    “自分の中の闇”と対話するゲーム――そんな言葉がふさわしい。

    ジキルで勝ちたいなら、ただ善でいるだけでは足りない。
    時に、ずる賢さも正義の一部になる。
    「正義は、いつだって無垢ではいられない」
    この気づきが、胸に刺さる。
    そして気づけば、私は悪に怯えながらも、
    どこかでハイドの純粋さに惹かれている自分を見つけた。

    『ジキルvsハイド』――これは単なるカードゲームではない。
    それは、“人間という未完成な存在”を写す鏡だ。
    勝敗よりも、心が試される。
    善と悪、理性と本能、その狭間で揺れる感情が、
    プレイのたびに私の中で蠢く。

    こんなに知性と哲学を要求するゲームが、他にあるだろうか?
    私はまだ出会っていない。
    そして今日もまた、私はカードを手に取り、
    自分の中のジキルとハイドを、静かに見つめている。


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    🕯️ まとめ

    『ジキルvsハイド』は、短時間で遊べるにもかかわらず、深い駆け引きと心理戦が味わえる傑作。
    ルール習得はややハードだが、そのぶん戦略と読み合いが濃密で、プレイ後に残る余韻が強い作品です。
    人格を演じることで、自分の内面と向き合うような体験をしたい方におすすめします。

  • 2人でも楽しめる!心が通じる協力型ボードゲーム『テイク・タイム』

    2人でも楽しめる!心が通じる協力型ボードゲーム『テイク・タイム』

    沈黙の中で心を合わせる協力パズル|ボードゲーム『テイク・タイム』の魅力


    「テイク・タイム」は、言葉を交わさずに仲間と協力する独特のボードゲーム。カードを置くタイミングと直感だけで心を通わせる“静かな一体感”が魅力です。ルールの奥深さと、思考の共有を楽しむ時間を体験してみてください。

    テイク・タイム ― 静かな時間の中で、心を合わせる協力パズル

    「テイク・タイム」は、言葉より“呼吸”で通じ合う――そんな不思議な感覚を味わえる協力型ボードゲームです。プレイヤー全員が力を合わせ、中央のボードの周りに自分の数字カードをすべて出し切ることを目指します。ルールはシンプル。けれど、各ステージごとに追加されるユニークな制約が、静かな緊張と深い思考を生み出します。

    袋を開けるたびに登場するのは、全10章・40問の“思考パズル”。進むほどに難易度が上がり、ただのカードゲームとは思えないほどの達成感と一体感が味わえます。

    最大の特徴は「話し合いのあとに、沈黙が始まる」こと

    プレイヤーは、カードが配られる前にルール確認と戦略会議を行うという珍しい形式でゲームを始めます。手札がまだ配られていない段階で、「最初は小さい数字で攻めよう」「終盤に高い合計を作ろう」など、ざっくりとした方針を立てます。

    そして――カードが配られた瞬間から、一切の会話は禁止。手札を見て、互いの意図を“感じ取りながら”静かにカードを置いていく時間が始まります。言葉を使えない分、相手の思考を読む直感力が試され、場にはまるで瞑想のような集中が生まれます。

    ゲームの目的

    プレイヤー全員が協力して、手札をすべてボード上のゾーンに正しく配置すること。

    基本ルール:「昇順の原則」

    ボードは時計のように複数のゾーンに分かれています。スタート地点から時計回りに、各ゾーンのカード合計が“前のゾーン以上”になるように配置しなければなりません。

    例:(スタート地点の合計) ≦ (次のゾーンの合計) ≦ (その次のゾーンの合計)… 同じ合計でもOKです。

    ゲームの流れ

    1. 準備と戦略会議:プレイする章の袋を開け、ボードと専用ルールシートを取り出します。そのパズル特有の制約を確認し、全員で戦略を相談します。
    2. カードを配る:会議が終わったら、各プレイヤーにカードを配布。ここからは沈黙――自分の手札について話すことは一切禁止です。
    3. カードを配置:プレイヤーは好きなタイミングで、自分のカードを裏向きで好きなゾーンに配置。順番はありません。全員がカードを出し切ったら、答え合わせへ。
    4. 答え合わせと勝敗:スタート地点から順にカードを表にし、昇順ルールと制約をクリアしていれば全員の勝利!違反があれば失敗となります。

    感想

    まずこのゲームに惹かれた理由は、デザインでした。一目ぼれ――そんな言葉がぴったりで、気づけばもう購入ボタンを押していました。

    待ちに待った箱が届き、そっと開けると、想像以上の美しさ。「こんなにきれいなボードゲームがあるのか」と思わずため息が出るほど。カードのデザインが特に魅力的で、手に取るたびにまるで何かを占っているような気分になります。ゲームのテーマが“時計”というのもまた惹かれるポイントでした。

    時間に追われる現代人にとって、ときには“時間を操る”側になってみる――そんなメッセージを感じさせてくれるのです。「テイク・タイム」という名前には、“時間をかける”“ゆっくりする”という意味があります。それを知ったとき、このゲームが単なる遊びではなく、日常に小さな余白を取り戻すための体験なのかもしれないと思いました。

    そしてもうひとつ、嬉しい誤算。ボードゲームといえば「人数がそろわないと遊べない」と思われがちですが、このゲームは2人でも十分に楽しめるんです。大勢でワイワイ盛り上がるのも良いけれど、静かな夜にパートナーと2人でゆっくり向き合う時間も素敵だと思います。

    だから最後に、ちょっとだけ勇気を出して言ってみたい。「今日、テイクタイムしない?」

    まとめ

    「テイク・タイム」は、派手な展開も競争もない代わりに、仲間との一体感と静かな集中の時間を与えてくれるゲームです。時間に追われる毎日。つい“今”を急いでしまう私たちに、この小さな箱はこう語りかけてくるようです。「大丈夫。時間は、あなたの味方だよ。」

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