タグ: 初心者おすすめ

  • 【レビュー】オトギドラフト|ドラフト×コンボで大逆転!手に汗握る心理戦カードゲーム

    【レビュー】オトギドラフト|ドラフト×コンボで大逆転!手に汗握る心理戦カードゲーム

    オトギドラフト(Fairy Tale)|短時間でドラマが生まれる心理戦カードゲームの魅力とルール解説

    ヨーロッパで話題となり、日本語版が登場したカードゲーム
    『オトギドラフト(原題:Fairy Tale)』

    ドラフトで手札を作り、数字勝負で宝石を奪い、
    最後のコンボで一発逆転が起きる――
    短時間なのにドラマチックな心理戦カードゲームです。

    ここでは、動画内容をもとにルールを整理し、
    実際にプレイした感想とともに紹介します。


    🎮 ゲームの概要

    • タイトル:オトギドラフト(Fairy Tale)
    • プレイ人数:2〜5人
    • 目的:宝石(勝利点)を最も多く獲得すること

    特徴

    • ドラフトで手札を作る
    • 数字勝負+効果で宝石を奪う
    • 最後のコンボで大逆転が発生

    🧠 ルールとゲームの流れ

    1. ドラフトフェイズ(手札作り)

    カードを1枚選び、残りを隣に渡す。
    こうして手札が完成するまで選択と読み合いが続く。

    ポイント
    勝利に必要なカードを取るか、
    相手に渡したくないカードを切るか。
    最初から高度な心理戦になる。

    2. プレイフェイズ(戦闘 / トリックテイキング)

    全員が1枚を同時に公開し、数字が最も大きいプレイヤーが宝石を獲得。
    カードには特殊効果があり、条件を満たせば追加で宝石が手に入る。

    3. コンボフェイズ(決算 / 大逆転パート)

    プレイ中に出したカードをすべて並べ、
    効果を再発動してコンボで大量得点が狙える。

    ここで勝敗がひっくり返るのが最大の魅力。


    🔥 感想

    このゲームの始まりは、驚くほど早い。
    それは――カードが配られた“その瞬間”から始まっている。
    まだ誰も言葉を発さない静寂の中、
    テーブルの上にはすでに緊張という名の空気が漂っている。

    この時点で、戦いは動き出しているのだ。

    記憶力の鋭い者ならば、カードの流れから相手の意図を読み解くことができる。
    「誰がどのカードを欲しているのか」
    「どの戦略を狙っているのか」
    その全てが、わずかな選択の中に潜んでいる。

    だからこそ苦しい。
    自分の勝利へ向けた“切り札”を手にするべきか、
    それとも相手の狙いを打ち砕く“妨害の一手”を選ぶべきか。
    ここで生まれるのは、逃れられない究極の二択――
    「静かなる心理戦」 が幕を開ける。

    そして、ようやく訪れる本戦。
    この段階ではルールは驚くほど純粋でシンプル。
    ――数字の大きい者が勝つ。
    それだけだと思うだろう?
    だが、それは物語の序章に過ぎない。

    真のドラマは、その先に待ち構えている。

    最後に訪れる コンボフェイズ
    ここからゲームは姿を変える。
    盤面に伏せていた意味が、すべて解き放たれる瞬間――
    「負け」を恐れず、
    あえて敗北を選ぶという決断が、勝利への道を切り拓くことがあるのだ。

    この瞬間、場は静まり返る。
    目の前で繋がっていく効果、舞い上がる宝石。
    そして――コンボで逆転されたプレイヤーは、ただ呆然と呟く。

    「嘘だろ……さっきまで勝っていたのに?」

    だが、それこそがこのゲームの真骨頂。
    短時間なのに濃密、シンプルなのに高密度、そして――最後の瞬間までドラマチック。

    負けた悔しさと勝った興奮が入り混じり、
    気付けば口をつく言葉はただ一つ。
    「もう一回やろう」

    ちなみに、得点計算の妙で魅せてくれる作品といえば『ファラウェイ』もその系統だろう。
    あれもまた、最後の最後に物語がひっくり返る。
    だからこそ人はハマる。
    最後まで席を立てない緊張感が、すべてを支配する。

    短い時間で味わえる、最高密度の心理戦エンターテインメント。
    それが『オトギドラフト』だ。


    📺 動画はこちら


    🎁 購入はこちら

    ▼ オトギドラフト

    【ブラックフライデー★ポイント2倍】オトギドラフト  ボードゲーム CMONJAPAN(ボードゲームまとめ買いで最大15%オフクーポン対象)■対象期間:11/19 21:00〜11/27 4:59

    価格:2420円
    (2025/11/26 23:07時点)
    感想(0件)



    🔗 関連記事


    戦略と運が交錯する!「ファラウェイ」カードゲーム徹底レビュー

  • 『Codex Naturalis』レビュー:美しいカードで戦う戦略パズルの決定版

    『Codex Naturalis』レビュー:美しいカードで戦う戦略パズルの決定版






    Codex Naturalis(コーデックス・ナチュラリス)│美しさと焦りが交錯する知的レースゲーム

    Codex Naturalis(コーデックス・ナチュラリス)│美しさと焦りが交錯する知的レースゲーム

    今回は、カードを重ねて自分だけの古文書(コーデックス)を構築するボードゲーム
    『Codex Naturalis(コーデックス・ナチュラリス)』について、
    動画レビューの要点と実際に見て感じた感想をまとめました。


    🎬 レビュー動画



    📌 Codex Naturalisとは?

    カードを四隅で重ね合わせて配置し、資源を管理しながら得点を稼ぐパズル型ゲーム。
    しかし、同時に20点先取のレース要素を持つスピーディーなゲームでもあります。

    🎯 目的

    カードを配置して得点を獲得し、スコアトラックで20点に到達すること.
    誰かが20点を超えた時点でゲーム終了し、最終得点の最も高いプレイヤーが勝利します。

    🃏 カードの種類

    • 資源カード(ノーマル):背景に装飾がなく地味。条件なしで置きやすい。
    • 財宝カード(金カード):金箔の装飾。プレイには資源条件が必要だが得点が高い。
    • 目標カード:終了時得点になる特殊条件のカード。

    🔧 手番の流れ

    1. 手札3枚からカードを1枚プレイ
    2. 公開カードまたは山札から1枚補充

    📍 配置ルールのポイント

    • カードは四隅を重ねるように配置する
    • 見えているアイコン=所持資源として扱う
    • 隠れたアイコンはカウントできない
    • 裏面プレイも可能(永続資源1つ)
    • 角が欠けている場所には置けない

    💰 財宝カードの条件

    指定アイコン数を満たすとプレイでき、即時得点を獲得できます。

    🏆 得点方法

    • 即時得点(財宝カード)
    • 共通目標
    • 個人目標

    📝 感想

    なんとなくクリックしたこの動画。
    正直、最初はあまり期待していなかった。
    「パズルって言っても、カードを重ねていくだけでしょ?」
    そう思っていた。──その瞬間までは。

    しかし、実際に内容を知っていくと考えが一変する。
    得点を稼ぐためには、
    どのカードを、どの角に、どの順番で重ねるのか。
    その一手一手が、まるで繊細な外科手術のように悩ましい。

    かといって、のんびり完璧に組み上げればいいわけでもない。
    このゲームには、静かなパズルの仮面を被ったスピードレースの側面がある。
    先に20点を取られてしまえば、そこで終了。
    だから心は常に揺れ動く。

    妥協か、完璧か。その狭間で手が震える。

    美しさと焦りの共存──この緊張感こそが Codex Naturalis の醍醐味だ。

    そしてもうひとつ、どうしても触れたいことがある。
    カードが、とにかく美しい。
    「それ必要?」と思うかもしれない。
    しかし道具の美しさはモチベーションに直結する。

    金箔のきらめきが指先に触れた瞬間、
    「もっと綺麗に重ねたい」と自然に思わせる力があるのだ。

    ──やってみたら、きっとわかる。


    🛒 購入はこちら


  • 【レビュー】『フロマージュ』のルールと魅力を解説|全員同時プレイでサクサク進む陣取りゲーム

    【レビュー】『フロマージュ』のルールと魅力を解説|全員同時プレイでサクサク進む陣取りゲーム






    【同時プレイが新しい】『フロマージュ』|チーズ職人になって高得点を目指すワーカープレイスメント

    【同時プレイが新しい】『フロマージュ』|チーズ職人になって高得点を目指すワーカープレイスメント

    「フロマージュ」は、ワーカープレイスメントでありながら、全員同時プレイが可能な珍しい設計のボードゲームです。待ち時間が少なく、止まらず進行していく心地よさが魅力です。


    🎥 プレイ動画


    🧀 基本のプレイ目的

    ワーカーを配置してチーズを生産したり、地域に配置して得点を稼ぎ、最終的により多くのポイントを獲得することを目指します。


    🔄 基本の流れ

    手順 内容
    ① ボード準備 円形ボードを毎回シャッフルして配置するため展開が変わる。
    ② ワーカー配置 自分の前と中央にワーカーを1つずつ配置。
    ③ アクション 置いた場所に応じてチーズ生産・リソース獲得などを行う。
    ④ ボードの回転 全員が同時にボードを回転 → 状況が変化する。
    ⑤ ワーカー回収 自分の前に戻ってきたワーカーを回収し、次のラウンドへ。

    ⭐ 得点の取り方(4つのエリア)

    エリア 内容 得点の特徴
    Villes(都市) 地域にチーズを配置 多数派でタイルを獲得
    Bistro(ビストロ) テーブルにチーズを置く 直接得点
    Festival(フェス) チーズを繋げて並べる 連鎖が長いほど高得点
    Fromagerie(工房) 棚に種類ごとに並べる 種類数が高得点につながる

    🧀 感想

    チーズという言葉には、人をほっとさせる何かがある。
    あたたかさ、濃厚さ、そして、ゆっくりと溶けていく「余韻」。
    それがたとえ実物ではなく、ボードゲームのタイトルについているだけでも、不思議と美味しそうに感じてしまう。

    『フロマージュ』は、そんな“言葉の香り”からすでに勝っているゲームだと思った。
    そして実際にプレイしてみたら、期待は裏切らなかった。いや、むしろ上回ってきた。

    見た目はやわらかい。
    イラストはかわいく、どこか牧歌的。
    だけど中身はしっかり戦略的で、思考の火加減を問われるゲームだ。

    「どこに置く?」「今か?」「もう少し待つか?」
    その小さな判断の積み重ねが、最後に大きな味の差となって現れる。

    そして、この手の“考えるゲーム”にありがちな問題——そう、長い待ち時間。
    ひとりが悩んでいる間、他は手持ち無沙汰になる、あれ。

    でも『フロマージュ』にはそれがない。
    なぜなら、全員同時プレイだからだ。

    考えて、置いて、回って、また戻ってくる。
    そのサイクルが止まらない。流れるように続いていく。

    このテンポ感が本当に心地いい。
    「悩む」ではなく、「考えながら進む」感覚。
    ゲームに“余白”があるのに、停滞はない。

    ふと円形のボードを眺めていると、自然とある情景が浮かぶ——ピザ。
    チーズ、丸いテーブル、手の動き。
    なんだか美味しそうなゲームだなあと、思ってしまう。

    暖炉の前で、木のテーブルに『フロマージュ』を広げる。
    ピザとナイフ。
    グラスには、少しだけ重めの赤ワイン。
    その横で静かに進む手番。

    『フロマージュ』は、ただ得点を競うゲームじゃない。
    雰囲気を味わうゲームだ。手を動かしながら、ゆっくりと心が温まっていく。

    気づけば私は言っていた。
    「このゲーム、エモいな」と。

    ただのチーズでは終わらない。
    そこには、やわらかい記憶が熟成されていく時間がある。