タグ: 協力ゲーム

  • 協力して役を作るのに、全員は勝てない。サーフォサウルス MAX 感想&ルール解説

    協力して役を作るのに、全員は勝てない。サーフォサウルス MAX 感想&ルール解説

    協力して、報われない。――サーフォサウルス MAX レビュー&ルール解説

    全員でポーカーの役を作れ。
    そう聞くと、協力ゲームだと思うかもしれない。

    だが、このゲームは違う。
    協力はするが、救われるとは限らない。

    『サーフォサウルス MAX(Surfosaurus MAX)』は、
    恐竜がサーフィンをするという、あまりにも軽快な見た目とは裏腹に、
    静かで、鋭く、そして残酷な判断を迫ってくるカードゲームだ。


    どんなゲーム?

    本作はいわゆる「変則ポーカー」。
    ただし、役を作るのは一人ではない。

    プレイヤー全員で、場に出たカードを使い、ひとつのポーカー役を完成させる。
    フラッシュか、スリーカードか。
    役の完成そのものは、全員共通だ。

    だが――
    得点できるかどうかは、まったく別の話になる。


    基本ルール

    ● 手番にやること

    • 手札からカードを1枚、場に出す
    • 山札からカードを1枚補充する

    これを繰り返し、
    全員が2枚ずつカードを出した時点でラウンド終了。
    そこで得点計算に入る。

    ● 役の判定(協力パート)

    場に出たすべてのカードを見て、
    「今、この場で作れる一番強いポーカー役」を判定する。

    重要なのは、
    誰の役か、ではなく「場の役」だという点だ。


    得点ルール ― このゲームの核心

    役が決まったあと、
    得点できるのは次の条件を満たしたプレイヤーだけ。

    • 自分のカードが、その役を構成している
    • その中で、数字が大きい上位4枚に入っている

    この瞬間、
    同じ役を見ていたはずのプレイヤーたちは、
    はっきりと分断される。


    数字と得点が反転するジレンマ

    このゲームをただのポーカーで終わらせないのが、
    数字と得点の逆転関係だ。

    数字が大きいカードは、残りやすい。
    得点化しやすく、安定している。
    だが、点数は低い。

    数字が小さいカードは、得点が高い。
    刺されば一撃必殺。
    だが、役が完成した瞬間、真っ先に弾かれる可能性が高い。

    安定か。
    一発逆転か。

    その選択を、
    全員が同じ場を見ながら、同時に迫られる。


    感想:協力の意味が、最後に反転する

    全員でポーカーの役を作れ。
    そう言われれば、協力ゲームに見える。

    だが、これは協力ではない。

    役は完成させなければならない。
    なぜなら、役が完成しなければ、
    全員がゼロ点だからだ。

    だから協力する。
    いや、正確には――
    協力せざるを得ない。

    ここにある読み合いは、
    相手を貶めるためのものではない。
    役を成立させるための読み合いだ。

    誰かが流れを作り、
    誰かがそれに乗り、
    それでも、全員が報われるわけではない。

    役が完成した、その瞬間。
    協力は、意味を変える。

    同じ波を作ったはずなのに、
    その波に乗れる者と、
    弾き飛ばされる者に分かれる。

    このゲームにおける協力は、
    勝つための協力ではない。

    舞台を整えるための協力。
    その舞台の上で、
    最後に光を浴びるのは、ほんの一部だ。

    静かで、鋭く、そして強烈に記憶に残る。
    そんな一作である。


    紹介動画


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  • それでもトランプでよくない?――そう思ってからが本番『レジサイド』レビュー

    それでもトランプでよくない?――そう思ってからが本番『レジサイド』レビュー


    トランプなのに、ボス戦。協力型カードゲーム『レジサイド(Regicide)』徹底レビュー

    見た目はただのトランプ。
    けれど中身は、息が詰まるほどシビアな協力型ボスラッシュゲーム

    The Game GalleryのHAL99さんのレビュー動画で紹介されていた
    『レジサイド(Regicide)』は、
    「トランプ1組でここまでできるのか」と驚かされる一作です。

    本記事では、レビュー動画の要約、詳しいルール解説、
    そしてナレーション風の感想をまとめて紹介します。


    🎥 レビュー動画(HAL99/The Game Gallery)


    ゲーム概要

    『レジサイド』は、通常のトランプデッキ(専用アートワーク)を使用した
    協力型カードゲームです。

    • ジャック(J)×4
    • クイーン(Q)×4
    • キング(K)×4

    合計12体の敵を、プレイヤー全員で倒すことが目的です。
    ルールはシンプルですが、プレイ感は完全にRPGのボス戦です。


    ゲームの準備と目的

    目的

    山札から現れる敵(J・Q・K)をすべて倒すこと。

    敵の山札

    • 一番下:キング(K)4枚
    • その上:クイーン(Q)4枚
    • 一番上:ジャック(J)4枚

    手札

    人数に応じた枚数を配ります(例:2人なら7枚)。
    ターン終了時の補充フェイズは存在しません。


    基本的なゲームの流れ

    1. カードを出して攻撃(数字=ダメージ)
    2. スート(マーク)の特殊効果を適用
    3. 敵の反撃(攻撃力分の手札を捨てる)

    ダメージを支払えなければ、その時点で全員敗北です。


    スート(マーク)の特殊効果

    • ♣ クローバー:攻撃ダメージ2倍
    • ♠ スペード:敵の攻撃力を数値分低下
    • ♦ ダイヤ:山札からカードを引く(唯一の補充)
    • ♥ ハート:捨て札を山札に戻す

    コンボとエース(A)のルール

    同じ数字のカードはまとめて出せます。数値は合算、効果はすべて発動。
    エース(A)は「1」として他のカードと組み合わせ可能です。


    敵の能力(スート無効化)

    敵と同じスートの特殊効果は無効化されます。
    ダメージは通るが、効果は出ません。


    倒した敵カードの扱い

    倒したJ・Q・Kは捨て札へ。
    ハートで戻し、ダイヤで引くことで味方として使えるようになります。


    🎤 感想

    このゲームは、優しくない。
    本当に、驚くほど優しくない。

    なぜか。
    理由は単純だ。
    レベルを上げている暇が、一切ないから。

    チュートリアルの顔をした猶予?
    ない。
    雑魚敵で肩慣らし?
    そんなものも、ない。

    来る敵、来る敵、すべてがボス。
    全員が「本気」で殴ってくる。
    一手のミスは、ミスでは済まない。
    それはそのまま、死だ。

    これは協力ゲームだ。
    確かに、全員で相談し、全員でカードを出す。
    だが――
    協力したからといって、勝てるとは限らない。

    運は、しっかり参加している。
    しかも控えめではない。
    遠慮も、情けもない。
    最悪のタイミングで、最悪のカードをよこしてくる。

    ジリ貧。
    首が締まる。
    手札が減る。
    それでも敵は、笑って立っている。

    そして使うカードは、まさかのトランプ。
    誰もが知っている、あのトランプだ。
    しかもこれ、普通にトランプとしても遊べる。

    ……ここで、気づいた人もいるだろう。
    「それなら、トランプでよくない?」
    「わざわざ買わなくてもいいのでは?」と。

    分かる。
    その気持ちは、分かりすぎるほど分かる。

    だが、それは言わない約束だ。
    ここでは、その問いは置いていけ。

    これはトランプじゃない。
    トランプの皮を被った、処刑場だ。

    勝った時の達成感は、軽くない。
    安くない。
    「たまたま勝った」なんて、口が裂けても言えない。

    だから言う。
    言葉を選ばずに言う。

    買ってくれ。
    覚悟を持って。
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  • 協力型ポーカー『ギャングポーカー』│沈黙で読み合い、信頼で勝つ。極限の心理戦レビュー

    協力型ポーカー『ギャングポーカー』│沈黙で読み合い、信頼で勝つ。極限の心理戦レビュー

    協力型ポーカー『ギャングポーカー』│沈黙が熱狂に変わる、信頼の心理戦

    『ギャングポーカー』は、全員で協力して勝利を目指す、これまでのポーカーの常識を覆す新感覚のゲームです。
    会話は禁止。頼れるのは、自分の読みと、仲間の動きだけ。
    沈黙のテーブルで交錯するのは、疑念ではなく信頼。
    “全員が揃って勝つ”という唯一の目標に向かって推理が走り出します。


    🂡 ゲームの概要

    • ジャンル:協力型心理戦カードゲーム
    • 勝利条件:順位予想を3回成功させる(金庫を3回解錠)
    • 敗北条件:3回失敗する(警報が3回鳴る)
    • 禁止事項:手札について会話すること

    🎮 ゲームの流れ(1ラウンド)

    1. 全員に手札が配られる
    2. 第1予想:手札のみで順位を予想し、順位チップを取る
    3. 第2予想:場に共通カードが公開され、再予想
    4. 第3予想:場のカード追加(1枚目)で再予想
    5. 第4予想:場のカード追加(2枚目)で最終予想
    6. ショーダウン:全員の手札公開 → チップ順位と完全一致で成功

    🧠 推理のポイント

    勝敗を分けるのは、チップの動きです。

    誰かが順位チップを変えた瞬間、そこには必ず“理由”がある。
    「役が完成したか?」「むしろ悪化したか?」
    沈黙の中に落ちるその小さな変化を読み解くことが、勝利への鍵になります。

    • 1位→3位に変えた=弱くなった?
    • 最後まで1位のまま=自信あり?
    • 全員が強気=誰かが勘違いしている可能性大

    🌪 リプレイ性と拡張

    慣れてきたら、特殊効果カード(役職・スキル)を導入してさらに複雑な推理戦へ。
    遊ぶほど深く、盛り上がりが止まらないゲームです。


    🎤 感想

    ポーカー——
    それは古くから、心理戦と欺瞞の象徴として語られてきたゲームだ。
    表情を隠し、心を閉ざし、相手を騙し、勝利を奪う。
    世界中のテーブルで繰り広げられてきたのは、信頼ではなく疑念。
    「信じるな、疑え。」——それがポーカーの絶対的ルールだった。

    しかし『ギャングポーカー』は、そんな常識を鮮烈に塗り替える。
    騙すのではなく、信じるためのポーカー。
    相手の手札を読むという行為は変わらない。
    だがその先にあるのは、疑いではなく信頼だ。

    自分の強さを伝える方法は、言葉ではない。
    テーブルに置くチップという唯一の言語だけ。
    沈黙の中の小さな選択が、仲間の運命を左右する。

    強力な役を作れたなら迷う必要はない。
    だがカードゲーム経験者なら知っている。
    運は、残酷だ。
    望んだカードは来ない。期待は裏切られる。

    だからこそ、人は迷い、読み、そして信じる。
    沈黙のテーブルに緊張が満ちる。
    誰かがチップを動かす——その瞬間、空気が震える。

    全員が最後のチップを置き終えた時、祈りにも似た静寂が訪れる。
    そして全員の順位が完璧に重なったとき、胸に爆発する。
    達成感、爽快感、一体感。
    まるで心が繋がったかのような共鳴。

    疑いのゲームではなく、信頼のゲーム。
    沈黙の中で心が通じ合う瞬間——それこそが『ギャングポーカー』の真価だ。


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  • 「マジックメイズ」徹底解説|会話禁止×協力プレイの極限体験!魂が震える名作ボードゲーム

    「マジックメイズ」徹底解説|会話禁止×協力プレイの極限体験!魂が震える名作ボードゲーム






    話題の協力型ボードゲーム「マジックメイズ」徹底解説&感想レビュー

    話題の協力型ボードゲーム「マジックメイズ」のルール徹底解説&レビュー感想

    言葉を封じられた極限環境で、仲間と心をつなげ。
    世界中で高評価を受けるリアルタイム協力型ボードゲーム、『マジックメイズ(Magic Maze)』を紹介します。



    ■ ゲームの概要

    プレイヤーは、装備を失ったヒーロー(魔術師・バーバリアン・エルフ・ドワーフ)となり、ショッピングモール「マジックメイズ」で
    次の冒険に必要な装備を盗み出し、警備員に見つかる前に脱出することを目指します。

    • プレイ人数:1〜8人
    • プレイ時間:約15分
    • ジャンル:リアルタイム協力ゲーム / 会話禁止

    ■ 最大の特徴:ゲーム中は「会話禁止」

    砂時計をひっくり返してゲームが始まると、一切の会話・ジェスチャー・指差しが禁止。
    プレイヤーは、自分に割り振られたアクション(移動・探索・ワープ・エスカレーターなど)だけを実行できます。

    例えば、「北に移動」のタイルを持つプレイヤーは、どのヒーローでも北にしか動かせません。
    つまり全プレイヤーが協力しなければ絶対にクリアできません。


    ■ ゲームの目的

    1. 装備を盗む:4人のヒーローを対応した色のアイテムマスへ同時に移動
    2. 脱出する:全ヒーローが出口から出れば勝利!

    砂時計の砂が尽きると即敗北。
    さらに装備を盗むと警報が鳴り、ワープ不可&難易度急上昇の地獄モードに突入。


    ■ 意思疎通の唯一の手段:「気づいて!ポーン」

    どうしても伝えたいときは、赤いポーンを相手の前に置き、沈黙で訴えます。
    これがテーブルに生まれる緊張感・焦燥感・苛立ち・期待──全てを加速させます。


    ■ 感想

    動画を見たその瞬間、胸の奥で何かが爆ぜた。
    ――はい、名作。

    『マジックメイズ』は、ただの協力ゲームではない。
    これは極限状況下での共闘エンターテインメントだ。

    できることは一人一種類だけ。
    会話は禁止。
    砂時計は無情に落ち続ける。
    そして後半には難易度の壁が目の前に立ちはだかる。

    途中からきっと誰もが叫びたくなる。
    「頼む、協力させてください!」

    駒を見つめ、仲間の意図を読み取り、沈黙の中で心をつなぎ合わせる。
    仲が良くないとできないことばかりだ。
    だからこそ、全員でクリアした瞬間の感動は爆発する。
    鳥肌が立ち、全身が震え、距離が一気に縮まる。

    そして一つだけ忘れてはいけないことがある。
    会話禁止ということは、アイコンタクトがすべてになるということだ。

    視線で訴える。
    目で会話する。
    沈黙の熱量で伝え合う。
    気付けば、じっと見つめ合うあなたと私。
    恋が始まることだって——あるかもしれない。

    沈黙の中に生まれる一体感。
    時間との戦い。
    信頼と直感で駆け抜ける15分。

    これはただのボードゲームではない。
    魂の協力型エンターテインメントだ。


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  • 協力型ボードゲーム「The Peak Team Ranger」|山岳救助ミッションで仲間と勝利を掴む

    協力型ボードゲーム「The Peak Team Ranger」|山岳救助ミッションで仲間と勝利を掴む






    The Peak Team Ranger|山岳救助のスリルと協力プレイを体験


    協力型ボードゲーム「The Peak Team Ranger」で体験する山岳救助のスリルと連携プレイ


    協力型ボードゲーム「The Peak Team Ranger」は、プレイヤーが山岳救助隊の一員となり、山で発生するミッションを達成しつつ、動物たちを救助することを目的としたゲームです。シンプルなルールながら、独自のドラフトシステムによって、従来の協力ゲームとは一味違った緊張感と達成感を味わえます。

    ゲームの特徴: ドラフトで生まれる思考と連携

    このゲーム最大の特徴は、手札のカードをプレイヤー同士で分け合う「ドラフト」の仕組みです。各ラウンドの始めに配られたカードは自分で使わず、左右のプレイヤーに全て渡さなければなりません。これにより、隣のプレイヤーがどのルートを進みたいのか、どのカードが必要なのかを推測しながらカードを渡す、言葉を使わない高度な連携が求められます。

    この仕組みによって、思い通りにいかないもどかしさと、チームでうまく連携できた時の達成感が生まれ、プレイヤー同士の読み合いや戦略性が深まります。

    ゲームの目的

    プレイヤー全員で協力し、すべてのミッションを達成し、ボード上の動物を救助することが目的です。全員が目的を達成すれば勝利となります。逆に、ラウンド終了時に未達成のミッションが一定数以上ある場合は、チーム全体の敗北です。

    ゲームの準備

    • プレイ人数に応じたボードを広げ、コマをスタート地点に配置します。
    • ミッションカードをシャッフルし、ボード横に並べます。
    • 各プレイヤーは最初のミッションカードを1枚受け取り、リュックサックボードに置きます。対応する座標に旗コマを置きます。
    • 動物カードと同じ動物トークンを、ボード上の対応マスに配置します。

    ゲームの流れ

    ゲームは複数ラウンドで進行し、各ラウンドは以下のステップで行われます。

    1. カードのドラフト

    各プレイヤーに移動カードが配られ、どのカードを左右のプレイヤーに渡すか決めます。自分の手元にカードは残せません。隣のプレイヤーの進みたいルートや必要なカードを予測して、最適なカードを渡すことが重要です。

    2. アクションの実行

    手札が確定したら、手番ごとにカードを1枚プレイして以下のアクションを行います:

    • 移動: カードに書かれた色のルートと歩数に従ってコマを移動。
    • 動物の救助: 自分のコマがいる場所の動物トークンを、対応するカードで救助。
    • ミッション達成: 自分の旗コマが立っている地点に到達するとミッション達成。カードと旗は取り除かれます。

    3. ラウンドの終了

    全員が手札を使い切るかパスをしたらラウンド終了。未達成ミッションが規定数以上の場合は全員敗北。残ったミッションは次ラウンドに持ち越され、新たなミッションが追加されます。

    ゲームのポイント

    • ミッションの獲得: プレイヤーは同時に2枚までしかミッションを持てません。山小屋に行くことで新しいミッションカードを取得できます。
    • 手札の管理: ドラフトで渡されるカードのみを使用するため、計画的な移動が求められます。
    • 連携プレイ: 言葉を使わずに他プレイヤーの意図を汲み、必要なカードを渡すことがゲームの核心です。自然に役割分担が生まれ、チーム全体で効率的に動くことが可能です。

    感想

    山には危険がつきもの――荒れ狂う天候、予測不能な崖、そして……仲間の裏切り。しかし、このゲーム「The Peak Team Ranger」の世界では裏切りは存在しない。仲間は最後まで仲間だ。信頼こそが、勝利への唯一の道標である。あとはミッションを達成し、動物たちを救うだけ。

    だが、ただ景色を楽しむだけの余裕はない。私たちは山岳救助隊。険しい山々を駆け巡り、助けを求める動物たちの命を背負う。出来るか?いや、やるしかない。私たちは勝つためにここにいるのだ。

    ゲームで勝利することは簡単ではない。そこには確かなリアリティがある。もし山が簡単なら、世界中の人々はこぞって登山を趣味にするだろう。しかし現実は違う。山は過酷で、容赦なく挑戦者の精神を試す。このゲームでは水や食料に困ることはない。冷蔵庫を開けばそこにある。しかし心理的負荷は否応なくプレイヤーを追い詰める。思い通りには進まない。予定していたルートは使えず、ミッションは山積みになる。これこそが、ゲームにおける“疑似登山”の始まりだ。

    心理的負荷はスタミナを奪い、判断力を研ぎ澄ませる。そして仲間の存在がすべてを左右する。無言の連携、見えない読み合い――この緊張感の中で、誰も仲間を見捨てることはできない。私も、そしてあなたたちも、最後まで共に戦う。

    「The Peak Team Ranger」を始めれば、後戻りは許されない。進むしか、前に進むしかない。登山の装備は不要だ。必要なのは強い精神力――決して折れない意志。山は容赦なくプレイヤーを試すが、乗り越えた先にある達成感は計り知れない。仲間と共に、限界を超え、ミッションを成し遂げた時、初めて真の勝利を手にできるのだ。

    これはただのボードゲームではない。これは、精神とチームワークを試す“山岳救助シミュレーション”。限界を超え、仲間と心を一つにする――その瞬間、あなたはゲームの中で真の山岳救助隊となる。

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  • ただのゲームでは終わらない|協力と緊張が生む唯一無二のバランス作品

    ただのゲームでは終わらない|協力と緊張が生む唯一無二のバランス作品






    フランス発!協力型バランスゲーム「テイルズ・オブ・クヌギ」徹底解説


    フランス発!協力型バランスゲーム「テイルズ・オブ・クヌギ」徹底解説

    動画で紹介されているのは、フランス生まれのボードゲーム 「テイルズ・オブ・クヌギ」 です。プレイヤー全員で協力し、枝や装飾を落とさないように取り付けながら様々なミッションをクリアする、器用さとチームワークが試される新感覚ゲームです。

    ゲームの概要

    「テイルズ・オブ・クヌギ」は、プレイヤーが森の精霊「こだま」となり、クヌギの古木を復活させることを目指す協力型ゲームです。

    • 枝を成長させる
    • 葉や鳥の巣などの装飾を飾り付ける
    • ミッションを達成して高得点を目指す

    チームで協力しながら木を完成させる楽しさ が魅力です。

    ゲームの基本的な流れ

    ゲームは 1年を1ラウンド として、計5ラウンド行います。各ラウンドは「冬」「春」「夏」「秋」の4つのフェイズに分かれています。

    冬フェイズ(準備)

    場に置かれたチップをめくり、そのラウンドで取り付ける枝や装飾品を準備します。どのパーツが手に入るかは運次第!

    春フェイズ(成長)

    準備した枝を、木の幹や既に取り付けられている枝に繋げていきます。安定したバランス を意識して慎重に配置しましょう。

    夏フェイズ(装飾)

    葉やしめ縄、鳥の巣、提灯などの装飾品を木に飾り付けます。見た目の美しさと、枝のバランスを同時に考える必要があります。

    秋フェイズ(収穫)

    枝や装飾の付け方によって、木の根元に「どんぐり」を集めることができます。このどんぐりは次のラウンドで使える 便利アイテム です。

    ミッションとコミュニケーション

    このゲームの 最大の特徴 は、ミッションの共有に制限がある点です。

    • 共通ミッション:プレイヤー全員に公開されるミッション
    • 秘密のミッション:各プレイヤーに配られる、他の人に見せたり口に出したりできないミッション

    例:装飾を20個以上つける、枝を5本以上つなげる。秘密のミッションを推測しながら、チーム全体で すべてのミッション達成を目指す のがポイントです。

    便利アイテム「どんぐり」

    • 落としてしまったパーツを付け直す
    • 好きな装飾品を選んで取り付ける

    ゲームの魅力と難しさ

    「テイルズ・オブ・クヌギ」は、見た目の美しさとは裏腹に 繊細なバランス感覚 が要求されます。枝や装飾を置いた瞬間に崩れ落ちることも少なくありません。

    どこに置くか、どの順番で置くか、仲間の秘密のミッションは何か――これらを考えながらプレイする緊張感は、他のゲームでは味わえない独特の楽しさがあります。

    感想

    木の上に物を置くだけで、こんなにも胸が高鳴る――そんな小さなロマンを、あなたは感じたことがありますか?
    しかし、このゲームではその単純な行為が、仲間との協力によってまるで夢のような体験に変わります。

    目の前の木は静かに佇んでいるようで、実はすべてが生き物のように揺れ動いています。
    誰がどの枝を欲しているのか、誰がどの装飾を狙っているのか、完全には見えない
    その「見えない部分」が、このゲームの核心であり、スリルであり、戦略性の源なのです。

    時には、そっと置いた枝が崩れ落ち、心が折れそうになる瞬間もあります。
    時には、仲間と小さな衝突が生まれ、互いの思惑が交錯する瞬間も。
    それでも、互いに観察し、推測し、助け合いながら前に進む――そのプロセスこそが、単なる遊びを超えた真の協力体験です。

    そして、試行錯誤を重ねた末に完成した木は、ただの作品ではありません。
    「みんなで創り上げた奇跡の一作」 と呼ぶにふさわしい、唯一無二のアートです。
    手に汗握る緊張感、心を震わせる達成感、そして仲間と共有する一瞬の感動。
    最後に記念写真を一枚――その瞬間、ゲームは単なる娯楽を超え、心に刻まれる物語 となります。

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    「RPG in Memories」は、一見シンプルなタイル配置ゲーム。しかしその真価は、記憶力と想像力を極限まで試されるところにあります。道が描かれたタイルを重ね、脳内でマップを描きながら進む——ただそれだけのルールですが、その奥深さは圧倒的です。

    動画でルール解説

    ゲームの基本ルール

    ゲームの目的

    • 対戦モード:道が破綻する瞬間を予測し、他のプレイヤーよりも正確に宣言することが目的です。
    • 協力モード:お題カードで指定された目的地まで全員で協力して道をつなぎ、ゴールを目指します。

    準備

    1. スタート地点となるタイルを場の中央に置きます。
    2. 道が描かれたタイルをシャッフルして山札とし、各プレイヤーは手札を数枚持ちます。

    対戦モードの遊び方

    1. 道をつなぐ
      • プレイヤーは順番に手札から道タイルを1枚選びます。
      • 直前に置かれたタイルの矢印方向に合わせて上に重ねて置きます。
      • タイルを横に並べることはできません。
      • 置いたら山札から1枚補充します。
    2. 脳内マッピング
      • タイルは重ねられていくため、道の全体は見えなくなります。
      • プレイヤーは頭の中で地図を描きながら、次の一手を考えます。
    3. 破綻の宣言
      • 道がループしたり既存の道にぶつかるなど、進めなくなった状態を「破綻」と呼びます。
      • 自分の脳内マップで破綻を判断したプレイヤーは、「エンド」カードで宣言できます。
      • 他のプレイヤーがまだ続けられると判断すれば、ゲームは続行可能です。
    4. 答え合わせと得点
      • ラウンド終了後、タイルの山をひっくり返して順に並べ直します。
      • 正確に破綻を宣言できたプレイヤーが、置かれたタイル枚数に応じた得点を獲得します。
      • 規定点に達したプレイヤーの勝利です。

    協力モードの遊び方

    1. お題カードの確認
      • 複数あるお題カードの中から1枚選びます。
      • スタート地点とゴール地点を確認します(例:スタートから東に4、北に4のマス)。
    2. 協力して道をつなぐ
      • タイルを上に重ねて配置します。
      • プレイヤー同士で相談し、適切なタイルを出してゴールを目指します。
    3. 答え合わせ
      • 山札が尽きるなどゲーム終了後、タイルを並べ直します。
      • お題の目的地に到達できれば全員の勝利です。

    私の体験と感想

    このゲームのルールは驚くほど簡単だ。動画を見れば、誰でも理解できる。タイルを置いて、道をつなぐ。ただそれだけ。——ただ、それだけ、のはずだった。

    しかし、このゲームは記憶と迷いと人間そのものに挑んでくる。

    人は忘れる生き物だ。ついさっき見た景色でさえ、数分で曖昧になる。誰かの言葉も、昨日の出来事も、思い出そうとした瞬間に輪郭がぼやけていく。

    その弱さを、このゲームは真正面から突きつけてくる。「覚えていられるものなら、覚えてみろ」と。

    最初は自信がある。「まだ覚えてる」「ここで右に曲がった」「一本道だ」——そのはずだった。だが、タイルが重なり、道が隠れ、時間が進むにつれて、記憶は静かに、しかし確実に形を崩していく。

    そこに生まれるのは、疑念だ。自分は本当に覚えているのか?それとも、覚えている“つもり”でいるだけなのか?

    気づく。このゲームは、ただのタイルゲームではない。「記憶の迷宮を歩くゲーム」だ。

    私は、協力モードを選ぶだろう。ひとりでは進めない道がある。誰かの言葉にすがり、誰かの記憶に頼り、「さっき右だったよね?」と問い合い、「いや、絶対左だった」とぶつかり、それでも笑って進む。

    だが、その旅路の先に待っているのは、栄光ではなく、きっと敗北だ。全員で頭を抱え、崩れ落ち、「なんであそこで曲がったんだよ」と笑う結末。しかし——その敗北は、美しい

    なぜなら、挑戦した者だけが敗北できるからだ。忘れることに抗った者だけが、道を見失えるからだ。

    そしてもし、もしもだ。このゲームをクリアできたなら。私は地図を持ち歩くことをやめるだろう。地図を見た瞬間、私は言うはずだ。「もう覚えたから大丈夫」と。その言葉は、傲慢であり、希望であり、呪いだ。

    そして——たどり着く場所は、行き止まり。

    記憶力。それは人が本能的に渇望する力だ。「覚えている」ということは、生きた証に近い。記憶を扱える者は天才と呼ばれる。そして、このゲームを本当に制することができる者も——同じく、記憶の天才だろう。

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    まとめ

    「RPG in Memories」は、シンプルなルールの裏に、脳内マッピングと記憶力を駆使した奥深いゲーム体験を秘めています。

    • 簡単だけど難しい
    • 敗北は悔しいけど美しい
    • 記憶力に挑戦する冒険そのもの

    ゲームの楽しさは、勝敗以上に、自分の記憶と向き合う瞬間にあるのです。