出せなきゃ即脱落。
シンプルなのに胃が痛いカードゲーム
『アップダウン(UP DOWN)』徹底紹介
ご提示いただいた動画は、株式会社ビバリーから発売されているカードゲーム
『アップダウン(UP DOWN)』の紹介動画です。
ルールは驚くほどシンプル。
それでいて、一手の判断ミスが即「脱落」につながる、
強烈なスリルを秘めた作品です。
紹介動画
ゲームの概要
- タイトル:アップダウン(UP DOWN)
- メーカー:株式会社ビバリー
- ジャンル:数字カードゲーム/サバイバル系
1〜100までの数字が書かれたカードを使い、
順番にカードを出していき、最後まで生き残った人が勝ちという
非常に分かりやすいルール。
ただしこのゲーム、
「出せなかったら、その瞬間に脱落」。
復活も救済もありません。
詳しいルール
基本の流れ
自分の番では、直前に出されたカードに対して、
以下のいずれかの条件を満たすカードを1枚出します。
出せるカードの条件
-
場の数字より大きい数字
例:場が「11」→「25」「42」「98」 -
1の位が同じ数字
例:場が「65」→「25」「45」「85」
アクション
カードを出したら、山札から1枚補充します。
勝敗条件
- 脱落:出せるカードがなければ即脱落
- 勝利:最後まで生き残った人の勝ち
特殊カード(効果カード)
- パス:自分の番をスキップ
- リバース:手番の向きを逆にする
- ショット:次の手番の人を指名
感想
カードを出せるか、出せないか。
このゲームにある判断は、それだけだ。
選択肢は少ない。だが、結果は重い。
数字を扱うゲームだと聞けば、
人はつい「計算」や「戦略」を思い浮かべる。
だが『アップダウン』が要求してくるのは、
冷静な思考ではない。
運。純度100%の運。
引いた瞬間に、運命はほぼ決まる。
良い手札は生かされ、
悪い手札は、容赦なく切り捨てられる。
ここには救済も、リトライもない。
出せなければ、その場で終わり。
見た目はどうだ。
カラフルで、ポップで、軽やか。
だが、その内側にあるのは、
笑顔で隠された処刑装置だ。
シンプルであることは、優しさじゃない。
むしろ逆だ。
余計なルールがない分、
すべての責任はプレイヤーに返ってくる。
どのカードを温存するのか。
どの数字を捨て、どの可能性に賭けるのか。
そして、特殊カードを「いつ」「誰に」使うのか。
一枚出すごとに、
場の空気は確実に張り詰めていく。
カードを出す音。
山札を引く一瞬の沈黙。
そのわずかな間に、
プレイヤーの心理は極限まで削られる。
このゲームは、
プレイしている人間よりも、場の空気を壊すのがうまい。
だからこそ、雰囲気すら欲しくなる。
明るい照明はいらない。
薄暗くていい。
会話も最低限でいい。
必要なのは、
カードが擦れる音と、誰かの小さな息遣いだけだ。
年末におすすめか、と聞かれたら。
答えは「YES」だろう。
誰でも遊べる。
説明は短く、盛り上がりは早い。
だが、付け加えるなら――
本気の大人が、本気でやること。
それが、このゲームを
ただのパーティーゲームから、
記憶に残る“体験”へと変える。
『アップダウン』は、
数字のゲームじゃない。
これは、
運と覚悟を試される、生存確認テストだ。



