六華(リッカ)│麻雀を極限まで凝縮した「感覚の略奪ゲーム」レビュー&ルール解説
🔍 六華(リッカ)とは?
アークライトゲームズから発売されているボードゲーム『六華(リッカ)』。
「麻雀の体験をシンプルに再構築した」というキャッチコピーの通り、
麻雀の面白い部分(役作り、駆け引き)だけを凝縮し、誰でもすぐに遊べるよう設計された作品です。
🎮 ゲーム概要
- タイトル: 六華(リッカ)
- 発売: アークライトゲームズ
- プレイ人数: 2〜5人
- 特徴: 役はたった3つ。覚える負担0、駆け引きは濃厚。
📘 基本ルール
🏆 勝利条件
最初に10点を獲得した人が勝利。
🎴 3つの役(得点源)
- 一色(イッシキ) / 1点:6枚の牌の「下の色」を揃える
- 三連(サンレン) / 3点:同じ色で連番の3枚セットを2組作る
- 六華(リッカ) / 6点:色を揃え、数字を1〜6まで連番にする最高役
🎲 ゲームの流れ
- ドロー:山札 or 捨て札から1枚取る
- 判定:役の成立確認
- ディスカード:役が出来ていなければ1枚を表向きで捨てる
捨て牌は全員が拾えるため、捨てた牌が相手の加点に変わる恐怖がある。
💡 鬼の奥深さ「上下ひっくり返し」
牌は上下を回転させることで色・数字が変わる。
「揃わない」と思った瞬間の大逆転が発生するドラマ性が魅力。
🎤 感想
ねぇ、麻雀やらない?
——この言葉には、何か禍々しい力がある。
人生を狂わせる開口一番の誘い文句。
夜を溶かし、友情を壊し、睡眠を奪う魔性のワードだ。
しかし、その禁断の呪文が今——
まったく違う姿へと生まれ変わる。
「ねぇ、六華(リッカ)しない?」
そう囁いた瞬間、空気が変わる。
重くない、怖くない、むしろ華やかだ。
まず間違いなく返ってくるのはこの言葉だろう。
「六華って、何?」
名前が可憐すぎる。
六つの華。
響きがやさしい。
だから男女問わず誘いやすい。
闇のギャンブルから、一瞬で気品あるテーブルゲームへと変貌する。
だが、その中身こそが——
凶悪だ。
ルールは簡単。なのにプレイは濃厚。
カードではなく、牌を使う。
触れた瞬間、伝わる重量感。
手の中で回転させた時の「カチッ」という音が気持ちいい。
捨て牌が卓に落ちるときの乾いた衝撃が、心臓を叩く。
触覚、聴覚、視覚。
三つの感覚を支配してくる。
ただのゲームじゃない。これは感覚の略奪だ。
たった1枚の牌の選択が勝敗を決める。
迷う。震える。読み合う。刺さる。
「この1枚、捨てるか?抱えるか?」
その1秒の判断が、生存と敗北を分ける。
そして、最大の狂気。
牌の上下が入れ替わる。
ひっくり返した瞬間、色が変わる。数字が揃う。役が完成する。
ありえない逆転劇が、突然目の前で起きる。
叫ぶ、笑う、悔しがる、泣く。
卓の上で感情が爆発する。
気がつけば、口にしている。
——六華もう一回。
なんだ、このゲーム。
完璧か?天才の仕業か?それとも悪魔の仕掛けか?
まだ持ってない?安心してくれ。
この時代、クリックひとつで手に入る。
箱は思ったより小さく、財布に優しい。
なのに、得られる体験は巨大だ。
いつか市場から消える前に——
手に入れろ。六華は、人生を鮮やかに染める。
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