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  • タサン志麻さんの最強常備菜 水分を抜くだけで別物になる「基本のキャロットラペ」

    タサン志麻さんの最強常備菜 水分を抜くだけで別物になる「基本のキャロットラペ」


    水分を制する者が、人参を制す|タサン志麻さん直伝「基本のキャロットラペ」

    キャロットラペ。
    フレンチの定番でありながら、作り方は千差万別。
    だが今回紹介するのは、伝説の家政婦・タサン志麻さんが教える
    最もシンプルで、最も日持ちする「基本形」だ。

    ポイントはただ一つ。
    「塩で水分を抜き、オイルの前に味を決める」
    それだけで、キャロットラペは別物になる。

    紹介動画

    🥕 タサン志麻さんの「基本のキャロットラペ」

    材料

    • ニンジン:3本(太め推奨)
    • 塩:強め(3つまみ程度〜)
    • レモン:1/2個〜1個(好みで)
    • オリーブオイル:大さじ3〜4

    作り方の要点

    1. ニンジンはスライサーで一定方向に千切り
    2. 塩を強めに振り、しっかり塩もみして水分を出す
    3. 手でギュッと水分を絞る
    4. オイルを入れる前に必ず味見して塩加減を決める
    5. レモンとオリーブオイルを加えて完成

    水分を抜くことで、味が薄まらず、冷蔵庫で2〜3日保存可能。
    食べる直前にナッツやレーズン、ツナを足しても良い。

    感想

    トマト、ピーマン、そして人参。
    子供が嫌いな野菜TOP3。
    給食の皿の上で、最後まで残されがちな三銃士だ。

    だが、このキャロットラペは人参だけ。
    逃げ場はない。
    これはもう――人参からの正式な挑戦状である。

    送り返すこともできる。
    冷蔵庫の奥にしまい込み、
    「明日の自分」に処理を委ねることもできる。

    だが、受けて立とう。
    なぜなら、この人参は
    ただの人参ではないからだ。

    人参といえば、薬膳を思わせる独特の風味。
    土の記憶。
    根菜の主張。
    この“真面目すぎる香り”が苦手な人は多い。

    だが、キャロットラペでは話が変わる。

    まず立ち上がるのは、人参本来の甘味。
    あとから追いかけてくる、キレのある酸。
    そして、噛んだ瞬間にわかる芯の通った歯ごたえ

    これは偶然ではない。
    間違いなく、塩の仕事だ。

    塩もみによって水分が抜ける。
    抜けるのは水だけではない。
    青臭さ、曖昧さ、逃げ道。
    それらが削ぎ落とされ、人参は“本音”だけを残す。

    そして起こるのが、凝縮。
    味の密度が一気に上がる。
    ぼんやりしていた存在感が、輪郭を持ち、前に出てくる。

    これはサラダではない。
    人参の再定義だ。

    一晩、冷蔵庫で眠らせた翌日。
    その真価は、静かに牙を剥く。

    味は馴染み、角は取れ、
    それでいて芯は折れていない。

    人参からの挑戦。
    受けるのは、確かに勇気がいる。

    だが、この戦いは不思議だ。
    勝ち負けでは終わらない。

    最後には、敵でもなく、克服でもなく、
    静かな友情で結ばれる――
    ……きっと。

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    料理研究家・ゆかりさんが紹介する、干す手間なしで作れる「白菜の漬物」レシピです。
    ジップロック&少ない材料で仕込めるので、忙しい日でもサッと作れるのが魅力。
    白い白菜に赤いとうがらしが映える、素朴で美しい一皿です。



    材料(作りやすい分量)

    • 白菜 … 1/4個
    • 昆布 … 2g
    • とうがらし … 1本
    • 顆粒和風だし … 小さじ1
    • 塩 … 12g
    • 砂糖 … 小さじ1

    作り方

    1. 白菜を一枚ずつ丁寧に洗い、3〜4cm幅にカットします。根元は半分にして味を染みやすくします。
    2. ジップロックに白菜と塩を入れ、袋を振ってなじませ、空気を抜いて30分置きます。
    3. 出てきた水分をしっかりと絞ります。
    4. 昆布、輪切りのとうがらし、砂糖、顆粒だしと和えます。
    5. 再びジップロックに戻し、空気を抜いて冷蔵庫で半日漬ければ完成!

    🍁 感想

    白菜ととうがらしの組み合わせを、ずっと探していた。
    ただ辛さを足したいとか、色味が欲しいとか、そういう表面的な理由じゃない。
    白という“余白”の中に、一点の赤が宿るあの感じ。

    ご飯に梅干し。
    ショートケーキにいちご。
    真っ白な雪原に、一輪の椿。

    「それ」しかあり得ない組み合わせは、この世にたまにある。
    理屈じゃなくて、“そうであってほしい”と、身体が知っている配色。
    白と赤は、その代表みたいなものだ。

    でも、味はどうなんだろう?と思う人もいるかもしれない。
    だったらこちらも聞き返したい。
    ——美味しくない想像、できますか?

    白菜は、ただの葉っぱじゃない。
    寒さの中で甘さを蓄える、冬が育てたやさしい野菜だ。
    塩は味を足すものではなく、“隠れている甘さを呼び起こす仕掛け”になる。
    昆布の旨みは、音のないオーケストラの前奏曲みたいに、静かに全体を整える。
    そこへ、とうがらしの赤がひとつ。
    ピリッとした刺激は、味の中心をすっと立たせる“芯”になる。

    この漬物は、派手ではない。
    けれど、忘れられない味になる。
    それは“静かな強さ”を持った料理だ。
    家の食卓の隅に、そっとずっといてくれる味。

    もしこれを黒で置き換えたらどうだろう?
    白の世界に黒を落とすと、途端に意味が変わってしまう。
    色はただの飾りじゃない。
    料理は、目に入った瞬間の「気持ち」も味わうものだ。
    だからやっぱり、白でいい。いや——白がいい

    今日の買い物は、大きめのエコバッグで行こう。
    白菜は思ったより大きくて、少し不格好で、でも愛おしい。
    抱えて帰るとき、なんだかちょっとだけ冬を連れて帰るような気がする。

    白のやさしさと、赤の意志。
    この組み合わせは、やっぱり完璧だ。


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    感想(10件)


    まとめ

    干したり発酵させずとも作れる、やさしい冬の漬物。
    白の余白に、赤の意志が灯る一皿です。
    まずは今日の白菜から。