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  • 城を建てるゲームではなかった。 『キャッスルコンボ』という、判断に支配される3×3

    城を建てるゲームではなかった。 『キャッスルコンボ』という、判断に支配される3×3


    ボードゲーム『キャッスルコンボ(Castle Combo)』レビュー
    ― シンプルなのに悩ましい、3×3の城づくりパズル ―

    The Game GalleryのHAL99さんによるレビュー動画をもとに、
    ボードゲーム『キャッスルコンボ(Castle Combo)』の魅力とルールを詳しくまとめました。

    ルールは軽い。
    でも、毎手番の選択がとにかく悩ましい。
    そんな「考える楽しさ」がぎゅっと詰まった一作です。

    ゲーム概要

    • タイトル:キャッスルコンボ(Castle Combo)
    • ジャンル:カードドラフト/タブロービルディング(配置型)
    • メーカー:Catch Up Games(※『ファラウェイ』と同じメーカー)
    • プレイ人数:複数人対応
    • プレイ時間:短時間・テンポ良し

    ゲームの目的

    場からカードを購入し、自分の前に
    3×3(合計9枚)のグリッドを作成。

    カード同士の配置・条件・シナジーを組み合わせ、
    最終的に最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝利します。

    詳細ルール解説

    『キャッスルコンボ』は、
    「購入制限」と「リソース管理」が大きな特徴のゲームです。

    ① ゲームの準備

    • 山札は2種類
      • 村カード(下段)
      • 城カード(上段)
    • 各山札からカードを公開し、マーケットを形成
    • 使者(コマ)を、上段(城)または下段(村)のどちらかに配置

    この「使者」が、購入制限のカギになります。

    ② 手番の流れ

    各プレイヤーは9手番行います。
    (=3×3が完成した時点でゲーム終了)

    A. カードの購入(または資金調達)

    手番では必ずカードを1枚受け取る必要があります。
    ただし、使者がいる列からしか選べません。

    ■ カードを購入する場合

    • カード左上のコスト(金貨)を支払う
    • カードを自分の3×3グリッドに配置(隣接必須)
    • 即時効果があれば発動(金貨・鍵など)
    • 使者の移動
      上矢印 → 次の手番プレイヤーは「城カードのみ」
      下矢印 → 次の手番プレイヤーは「村カードのみ」

    👉 自分の選択が、次の人の選択肢を縛るのが重要ポイント。

    ■ 資金調達をする場合

    • カードを裏向きで1枚受け取る
    • 即座に「6金」「鍵2つ」を獲得
    • 裏向きカードは能力・得点なし

    「今は耐える」「後半に賭ける」選択肢として非常に重要です。

    B. 鍵(Key)の使用

    • 列のリフレッシュ(カード総入れ替え)
    • 使者の移動(購入制限を無視)

    鍵は多く手に入りません。
    だからこそ、使いどころが極めて重要です。

    ③ 得点計算

    • 横一列のシンボル数
    • 特定タイプのカード数
    • お金の保有量 など

    すべてを合計し、最も点数が高いプレイヤーの勝利です。

    感想

    城を建てるゲーム――
    そう思って、箱を開けた。

    だが、違う。
    これは、城を「建てる」物語ではない。
    建てられるなら建てたい。
    だが『キャッスルコンボ』が描いているのは、
    金貨で人を雇い、配置し、使い切る物語だ。

    このゲームはカードゲームでありながら、手札がない。
    握って温めるカードも、後出しの切り札も、土壇場の奇跡も存在しない。

    あるのは、晒されたカードと、逃げ場のない選択肢だけ。

    金貨が尽きる。
    鍵が足りない。
    欲しいカードは、いつも“別の列”にある。

    ――そう、このゲームの主役はカードではない。従者だ。

    盤上を静かに、しかし確実に支配する存在。
    彼が立つ場所ひとつで、未来が切り分けられる。

    王は表に出てこない。
    私たちはまだ、王に会える身分ではない。

    鍵は万能ではない。
    だが、その一手が世界を変える。

    『キャッスルコンボ』は、
    軽そうな顔をした、判断のゲームだ。

    城とは、石ではない。
    選択の積み重ねによって、いつの間にか建っているものなのだ。

    紹介動画

    購入リンク

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    感想(0件)


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  • 高得点を狙った瞬間、終わる 自己責任ボードゲーム『ロストシーズ』

    高得点を狙った瞬間、終わる 自己責任ボードゲーム『ロストシーズ』


    自分で決めた目標に溺れる――
    ボードゲーム『ロストシーズ(Lost Seas)』レビュー

    ご提示いただいた動画は、ボードゲーム『ロストシーズ(Lost Seas)』の紹介動画です。
    このゲームの魅力は非常にシンプルで、同時に残酷です。

    「目標は自分で決める。達成できなくても、責任は全部自分」

    動画では「シゴデキ(仕事ができる)上司」が、
    自ら設定した高すぎる勝利条件に苦しみ、
    「これは責任取れへんって!」と嘆きながらプレイする姿が描かれています。

    その様子が、このゲームの本質を余すところなく伝えてくれます。


    ゲームの概要

    • ジャンル:タイル配置・パズル
    • プレイ人数:1人以上
    • プレイ時間:短め

    4×4のマスに「海タイル」を配置し、
    縦列・横列それぞれに設定した条件を達成して得点を獲得します。

    最大の特徴は、
    得点条件そのものをプレイヤー自身が決めるという点です。


    ルール解説

    ① 準備フェーズ(最重要)

    ゲーム開始前、各プレイヤーに黄色い目標タイル8枚が配られます。

    これらを自分のボードの

    • 上側:縦列4列分
    • 左側:横列4列分

    に自由に配置します。

    目標タイルは両面仕様で、

    • 易しい条件(低得点)
    • 難しい条件(高得点)

    を自分の判断で選択します。

    ただし、
    ゲーム開始後、この配置は一切変更できません。

    ② ゲームの進行

    1. 場にある海タイルを1枚選ぶ
    2. 自分の4×4ボードの空いているマスに配置する

    これを繰り返し、16マスすべてが埋まったらゲーム終了です。

    ③ 得点計算

    ゲーム終了後、縦列・横列ごとに、
    設定した目標条件を満たしているかを確認します。

    条件の例:

    • 「タコがちょうど3つで5点」
    • 「船1つにつき1点」
    • 「タコと岩がそれぞれ3つずつ必要」

    条件を満たせば得点。
    満たせなければ、容赦なく0点です。


    感想

    4×4。
    それが、この世界のすべて。

    ステージは、最初から用意されていない。
    誰かに与えられることもない。
    ステージを作るのは、自分自身だ。

    静かに配られる目標タイル。
    並べるだけの、たった数分。
    それなのに、不思議と気が大きくなる。

    「これくらい、いける」
    「むしろ簡単すぎないか?」

    気付けば誰もが、高得点の幻を追い始める。
    安全策は、なぜか格好悪く見える。

    だが――
    それは、はっきりとした罠だ。

    ゲームが始まった瞬間、空気が変わる。
    欲しいタイルは来ない。
    来たタイルは、噛み合わない。

    さっきまで“理想”だった条件が、
    今は“重荷”として盤面にのしかかる。

    確かに、このステージは自分で作った。
    誰にも強制されていない。
    誰のせいにもできない。

    それなのに――
    あまりにも、難しすぎる。

    もし過去の自分に出会えたなら、
    伝えたい言葉は、きっとこうだ。

    「安全に行け」

    でも、このゲームをやっている最中、
    頭に浮かぶ言葉は、それだけだった。

    高すぎる目標を置いたのは誰か。
    欲張った判断をしたのは誰か。
    修正できない配置を選んだのは誰か。

    全部、自分。

    ロストシーズは、
    自分で作った理想に、溺れるゲームだ。


    紹介動画


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    ▶︎ ボードゲーム『ロストシーズ(Lost Seas)』商品ページ


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  • 名探偵たちの心理戦!『Clueverge(クルーバージュ)』徹底レビュー

    名探偵たちの心理戦!『Clueverge(クルーバージュ)』徹底レビュー


    推理 × ジレンマ × ブラフ!心理戦が熱いボードゲーム『Clueverge(クルーバージュ)』徹底紹介

    名探偵VS名探偵――舞台は静まり返った事件現場。あなたはシャーロックか、それともポワロか。
    事件は待ってくれない。時間は刻一刻と過ぎ、犯人は沈黙の中で息を潜めている。

    小さなことこそ、大きな真実への鍵だ」――シャーロック・ホームズの言葉が頭をよぎる。
    手がかりのカードだけではない。相手の視線、呼吸、指先の微かな動き――ほんの小さな変化も、勝利への糸口になる。

    そしてポワロの言葉が、冷静に心を引き締める。
    人間の心を理解すれば、犯罪も恐れるに足りない」――相手の心理を読み、虚偽やブラフを見抜くことが、勝利への最短ルートだ。

    名探偵同士であっても、手を取り合うことはない。ここにあるのは熾烈な心理戦だけだ。
    相手の心の揺れを読み、ブラフを見抜け。小さな兆候を見逃せば、勝利は一瞬で消え去る。

    「出来ない?」否、このゲームを選んだ時点で、あなたはすでに名探偵である。
    才能は眠らせておくためにあるのではない。解き放て。思考の限界を超え、勝利を掴み取れ。

    手に汗握る推理の瞬間――その緊張感が、あなたをゲームの世界に引きずり込む。
    犯人を見つけるのは、ただ早い者勝ちではない。
    誰よりも冷静に、誰よりも鋭く、誰よりも深く読み解いた者だけが勝利する。

    さあ、コマを動かすのは今だ。あなたの推理が、名探偵としての真価を証明する。
    この世界は、あなたの登場を待っている――そして、犯人もまた、あなたを試しているのだ。

    ゲーム概要

    『Clueverge(クルーバージュ)』は、プレイヤーが探偵となり、伏せられたカードをめくりながら情報を集め、誰よりも早く犯人を特定する心理戦ボードゲームです。
    単なる推理ゲームではなく、情報を隠すか公開するかのジレンマやブラフ戦略が熱いのが特徴です。

    • プレイ人数:1~4人
    • プレイ時間:約20分
    • ジャンル:対戦・協力(マルチモードあり)

    ルールと推理の流れ

    1. 犯人を特定する条件

    • 動機(Motive):カードの矢印が向いているキャラクターが容疑者候補。
    • 凶器(Weapons):手掛かりカードと隣接している場合のみ有効。
    • アリバイ(Alibi):矢印が向いているキャラクターは容疑者から除外。
    • 数字の大小:残った複数の容疑者は、数字の大きい方が犯人。

    2. ゲームの進行

    • カードはランダムに裏向きで配置。
    • 自分のコマ下のカードはいつでも確認可能。
    • 手番でできること:
      • 自分のカードを公開して移動
      • 他の場所のカードをめくる
    • 勝利条件:犯人特定後、そのキャラクターにコマを立てて「推理を宣言」

    3. 戦略と心理戦

    • 情報の秘匿とブラフ:重要なカードを隠すか、あえて公開してミスリードを誘う。
    • 偽証カード:嘘の動機や凶器が出現し、最後に大どんでん返しが起こることも。

    ゲーム紹介動画

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  • シンプルなのに熱狂必至!年末年始に最適なボードゲーム『ワームス(WORMS)』

    シンプルなのに熱狂必至!年末年始に最適なボードゲーム『ワームス(WORMS)』


    年末年始に絶対盛り上がる!シンプルなのに胃が痛いボードゲーム
    『ワームス(WORMS)』徹底紹介

    年末年始。
    人が集まる。
    笑いたい。
    でもルール説明に時間はかけたくない。

    そんな場面で確実に場を温めてくれるボードゲームがある。
    それが今回紹介する――
    『ワームス(WORMS)』だ。

    ルールは驚くほどシンプル。
    だが、終盤に向かうほど選択が重くなり、
    「振るか、逃げるか」という究極の判断を迫られる。

    ゲーム概要

    ゲーム名:ワームス(WORMS)

    プレイ人数:複数人

    目的:最後まで生き残ること

    ジャンル:バトルロイヤル/チキンレース

    ワームスは、
    「最後に生きていた人が勝ち」という非常に分かりやすいゲーム。

    特徴はただ一つ。
    盤面がどんどん狭くなり、逃げ場がなくなること。

    基本ルール:青いダイスで進め

    • 青いダイスを1個振る
    • 出た目の数だけ、ワームの「頭」を前進させる
    • 移動元のマスに胴体パーツを残す

    進めば進むほど、
    盤面は自分たちの体で塞がれていく。

    つまり――
    全員で、全員の首を絞めていくゲームだ。

    脱落条件:進めなかったら即終了

    ダイスの目の分、進めなかった時点で脱落。

    • 他人のワームに塞がれた
    • 自分の胴体にぶつかった
    • 壁に阻まれた

    理由は何でもいい。
    進めなければ即負け。

    起死回生の選択肢「赤いダイス」

    盤面が詰みかけた時、
    プレイヤーはもう一つの選択肢を手にする。

    それが――赤いダイス。

    • 無地:生存(進まず手番終了)
    • ×(バツ):即脱落

    進まない代わりに、
    生きるか、死ぬかを運に委ねる。

    感想

    ワームス。
    このゲームは、始めた瞬間からゴールが見えている。

    いや、正確に言えば――
    「終わり」が見えている。

    動けなくなったら負け。
    そのルールは、あまりにも潔い。
    そして残酷だ。

    伸びたくない。
    できれば、今のままでいたい。
    だが、ワームは必ず伸びる。

    サイコロを振るたび、前に進み、
    そのたびに、自分の体が置き去りにされる。

    それは成長ではない。
    未来の自分を縛る鎖だ。

    最初は、余裕がある。
    盤面は広く、道も多い。

    「まだ大丈夫」
    「次も行ける」

    ――その油断が、確実に首を絞める。

    気づけば、
    自分の体が壁になり、
    他人の体が迷路になり、
    盤面は、逃げ場のない檻へと変わっていく。

    やがて来る。
    誰にでも、必ず来る。

    赤いダイスを手に取る瞬間が。

    ここから、ワームスは別の顔を見せる。
    戦略は薄れ、
    計算は意味を失い、
    残るのは――運と覚悟だけ。

    進まない。
    だが、生き残るかもしれない。

    ×が出れば即終了。
    問答無用。
    希望も、言い訳も、挟む余地はない。

    無地が出た。
    ――生存。

    もう一度。
    また、無地。

    「嘘だろ」
    「まだ生きてるぞ」

    テーブルに、ざわめきが走る。
    笑い声が漏れ、
    誰かが頭を抱える。

    そして、奇跡は時に続く。

    同じ面が、5回連続で出る確率。
    0.077%。

    冷静に考えれば、
    起きてはいけない数字だ。

    だが、ワームスでは起きる。
    起きてしまう。

    そして、その瞬間、場は確信する。

    「今日、このゲームを出して正解だった」と。

    この運を、
    ワームスに使うか。
    宝くじに取っておくか。

    選ぶのは、あなただ。

    ただ一つ言えるのは――
    この赤いダイスを振る瞬間、
    誰もスマホを見ていない。

    ワームスは、
    軽い顔をした、
    感情直撃型バトルロイヤルだ。

    プレイ動画

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    感想(0件)


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