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  • 協力して役を作るのに、全員は勝てない。サーフォサウルス MAX 感想&ルール解説

    協力して役を作るのに、全員は勝てない。サーフォサウルス MAX 感想&ルール解説

    協力して、報われない。――サーフォサウルス MAX レビュー&ルール解説

    全員でポーカーの役を作れ。
    そう聞くと、協力ゲームだと思うかもしれない。

    だが、このゲームは違う。
    協力はするが、救われるとは限らない。

    『サーフォサウルス MAX(Surfosaurus MAX)』は、
    恐竜がサーフィンをするという、あまりにも軽快な見た目とは裏腹に、
    静かで、鋭く、そして残酷な判断を迫ってくるカードゲームだ。


    どんなゲーム?

    本作はいわゆる「変則ポーカー」。
    ただし、役を作るのは一人ではない。

    プレイヤー全員で、場に出たカードを使い、ひとつのポーカー役を完成させる。
    フラッシュか、スリーカードか。
    役の完成そのものは、全員共通だ。

    だが――
    得点できるかどうかは、まったく別の話になる。


    基本ルール

    ● 手番にやること

    • 手札からカードを1枚、場に出す
    • 山札からカードを1枚補充する

    これを繰り返し、
    全員が2枚ずつカードを出した時点でラウンド終了。
    そこで得点計算に入る。

    ● 役の判定(協力パート)

    場に出たすべてのカードを見て、
    「今、この場で作れる一番強いポーカー役」を判定する。

    重要なのは、
    誰の役か、ではなく「場の役」だという点だ。


    得点ルール ― このゲームの核心

    役が決まったあと、
    得点できるのは次の条件を満たしたプレイヤーだけ。

    • 自分のカードが、その役を構成している
    • その中で、数字が大きい上位4枚に入っている

    この瞬間、
    同じ役を見ていたはずのプレイヤーたちは、
    はっきりと分断される。


    数字と得点が反転するジレンマ

    このゲームをただのポーカーで終わらせないのが、
    数字と得点の逆転関係だ。

    数字が大きいカードは、残りやすい。
    得点化しやすく、安定している。
    だが、点数は低い。

    数字が小さいカードは、得点が高い。
    刺されば一撃必殺。
    だが、役が完成した瞬間、真っ先に弾かれる可能性が高い。

    安定か。
    一発逆転か。

    その選択を、
    全員が同じ場を見ながら、同時に迫られる。


    感想:協力の意味が、最後に反転する

    全員でポーカーの役を作れ。
    そう言われれば、協力ゲームに見える。

    だが、これは協力ではない。

    役は完成させなければならない。
    なぜなら、役が完成しなければ、
    全員がゼロ点だからだ。

    だから協力する。
    いや、正確には――
    協力せざるを得ない。

    ここにある読み合いは、
    相手を貶めるためのものではない。
    役を成立させるための読み合いだ。

    誰かが流れを作り、
    誰かがそれに乗り、
    それでも、全員が報われるわけではない。

    役が完成した、その瞬間。
    協力は、意味を変える。

    同じ波を作ったはずなのに、
    その波に乗れる者と、
    弾き飛ばされる者に分かれる。

    このゲームにおける協力は、
    勝つための協力ではない。

    舞台を整えるための協力。
    その舞台の上で、
    最後に光を浴びるのは、ほんの一部だ。

    静かで、鋭く、そして強烈に記憶に残る。
    そんな一作である。


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  • 可愛い顔した、知性の消耗戦。 『エージェント・アベニュー』という名の心理追跡劇

    可愛い顔した、知性の消耗戦。 『エージェント・アベニュー』という名の心理追跡劇

    2025年最強2人用心理戦ボードゲーム『エージェント・アベニュー (Agent Avenue)』完全解説

    今年プレイしたボードゲームの中で、私が「圧倒的に面白かった」と断言できる作品があります。
    それが『エージェント・アベニュー (Agent Avenue)』です。
    もしあなたがボードゲームを1つだけ買うとしたら、間違いなくこれをおすすめします。


    ゲーム概要

    プレイ人数:2人用

    ジャンル:心理戦、すごろく、セットコレクション

    テーマ:スパイ同士の追いかけっこ。相手の動きを読みつつ、自分のゴールを目指す。

    勝利条件:

    • 相手のコマを捕まえる(追い抜く位置や同じマスに移動)
    • 特定カード効果(暗号解読者)で即勝利
    • 相手が特定カード効果(命知らず)で自滅する

    ゲームの核心:心理戦と手札のジレンマ

    このゲーム最大の特徴は、「ケーキの切り分け問題(I cut, you choose)」と
    「手持ち枚数によるカード効果変化」を組み合わせた心理戦です。

    手番の流れ(交互に進める)

    カード選択
    手札(常に4枚)から2枚を選ぶ。1枚は表向き(オープン)、もう1枚は裏向き(クローズ)で提示。

    カード受け取り
    相手がどちらか1枚を選ぶ。選ばれなかった方は手番プレイヤーが獲得。

    移動
    獲得したカードの効果に従い、コマを進める。

    補充
    山札からカードを引き、常に手札4枚に。


    移動力の決定方法

    カードは色(種類)ごとに並べます。
    同じ種類の枚数によって、進むマスが変化します。

    • 1枚目:カードの一番上の数字分進む
    • 2枚目:真ん中の数字分進む
    • 3枚目:一番下の数字分進む

    つまり、相手にとってはゴミカードでも、
    自分が取れば一気に加速する「神カード」に変わることがあります。


    特殊カードの例

    二重スパイ(キツネ)
    1枚目:-1(下がる)
    2枚目:6(爆走)
    3枚目:-1
    → 相手に2枚目を渡すと逃げ切られるジレンマ。

    命知らず(オオカミ/犬)
    3枚目:「×」で即敗北

    暗号解読者(フクロウ)
    3枚目:「チェックマーク」で即勝利


    究極の心理戦の一例

    動画では投稿者が、表のリスと裏の謎カードで脳内葛藤を実演しています。

    • 表のリス:2枚目なら2マス進める、有利
    • 裏のカードがキツネなら、相手に渡すと6マス進む
    • 命知らずだったら、自分が取ると即敗北
    • 暗号解読者だったら、相手に渡すと即勝利

    結論:相手に何を押し付け、自分は何を取るか、
    カードカウンティングと読み合いが毎ターン発生します。


    感想

    追いかけっこ。
    童心に帰って?
    いや……帰らない。

    そこにあるのは、
    無邪気さではなく、疑念だ。
    笑顔の裏で計算が走り、
    一歩進むたびに、誰かの思惑が崩れていく。

    謀略が渦巻く、
    大人の追いかけっこ。
    それが――
    『エージェント・アベニュー』。

    街中を走り回るスタミナはいらない。
    息を切らすのは足ではなく、脳だ。
    必要なのは、知のスタミナ。
    相手の裏を読む力、
    そして
    「読まれているかもしれない」と
    疑い続ける胆力。

    相手の目を見るな。
    読まれるぞ。

    沈黙も、ためらいも、
    視線の揺れすら、すべてが情報になる。
    ここでは一瞬の迷いが、
    勝利にも、
    破滅にも、
    直結する。

    このゲームでは、
    追っているつもりが、
    いつの間にか追われている。
    逃げ切ったと思った瞬間、
    背後に気配を感じる。
    その逆も、また然り。
    立場は静かに、
    だが確実に反転する。

    カードを差し出す。
    表と裏。
    選ばせているようで、
    選ばされている。

    相手に渡した一枚が、
    次の瞬間、
    自分の首を絞める刃になることもある。

    そして――
    手に入れた、その瞬間。
    条件が揃えば、
    距離も、理屈も、
    すべてを無視して。

    即、勝利。
    あるいは、
    即、敗北。

    そんなカードが、
    確かに、ここには存在する。

    心理 VS 心理。
    読み合い VS 読み合い。
    この勝負に、情けはない。

    ゲームを終えたあと、
    盤面は静まり返っているのに、
    頭の中だけが、まだ走り続けている。
    まるで世界を駆け抜けた後のような爽快感と、
    遅れてやってくる、深い息切れ。

    これは、
    可愛い見た目をした、知性の消耗戦だ。
    そして間違いなく、
    2人用ボードゲームという枠を超えた、
    心理の追いかけっこである。


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  • なぜGなのか。──ボードゲーム『ALIEN G』が暴く、性格の悪さという才能

    なぜGなのか。──ボードゲーム『ALIEN G』が暴く、性格の悪さという才能

    性格の悪さ、才能です。──ボードゲーム『ALIEN G(エイリアンG)』レビュー

    「人が嫌がることを、進んでやれ。」
    このキャッチコピーを見て、嫌な予感がした人は正しい。

    だが、このゲームが試しているのは人格ではない。
    戦略としての“性格の悪さ”だ。

    ゲーム概要

    • ゲーム名:ALIEN G(エイリアンG)
    • プレイ人数:2人 / 4人(4人時はチーム戦)
    • 勝利条件:ゲーム終了時、最も得点が高いプレイヤー
    • 特徴:押し付け合い・心理戦・逆転得点

    基本ルールと流れ

    ゲームは3×3のボードを使って行われる。
    各手番、プレイヤーは山札からタイルを1枚引き、
    自分の正面にある3列のうち1列を選び、手前から押し込む。

    すると、ところてん方式で反対側からタイルが1枚押し出される。

    押し出されたタイルは、列の正面にいるプレイヤーの手元に置かれる。
    つまり、相手にタイルを送りつけるゲームだ。

    この手順を繰り返し、各プレイヤーの手元に8枚のタイルが揃ったらゲーム終了。

    このゲーム最大の特徴:得点のねじれ

    ALIEN Gでは、
    自分が集めたタイルは自分の得点にならない。

    得点になるのは、
    自分の正面にいるプレイヤーが持っているタイルだ。

    つまり、自分が押し出して相手に送り込んだタイルこそが、
    自分の得点源になる。

    相手の手元は、あなたの得点置き場。
    相手をどうコントロールするかが勝敗を分ける。

    セットコレクションと嫌がらせ

    タイルはセットコレクション方式で得点化される。

    • 特定の枚数で高得点
    • 中途半端な枚数は0点
    • 王冠や卵アイコンによるボーナス得点

    「あと1枚で高得点になる」
    「このままだと0点になる」

    そうした状況がすべて公開情報で進行するため、
    狙い撃ちの妨害が成立する。

    感想

    なぜGなのか。
    なぜ、よりによってGなのか。

    G。
    それはゴキブリ。
    黒い悪魔。
    人類が団結できる、数少ない共通認識。

    この世界に宗教や文化の違いはあっても、
    「Gが出たら悲鳴をあげる」という点だけは、
    驚くほど一致している。

    だからこそ、もう一度問いたい。
    なぜGなのか。

    例えばPならどうだろう。
    P=ピッグ。
    紅い豚。
    格好いい。
    ロマンもある。
    だが、どこか別の物語が始まってしまう。

    違う。
    このゲームに必要なのはロマンではない。
    嫌悪だ。

    ところが、このG。
    憎むべき存在のはずのGが、
    どういうわけか――
    可愛い。

    目がある。
    丸い。
    ポップだ。

    このデザインを作った人間は、
    間違いなくGを観察し、
    そして、理解し、
    最後には――
    愛してしまった人だ。

    嫌われ者を、
    ここまで無防備な姿に描けるのは、
    愛情以外に説明がつかない。

    このゲームは、
    最初から最後まで、
    隠し事ができない。

    盤面は見えている。
    相手の手元も見えている。
    そして、
    自分が何を狙っているのかも、
    驚くほど見えている。

    「それ、集めてるよね?」
    無言の視線が突き刺さる。

    もし相手が善人なら、
    道は開ける。
    だが、ここに集まっているのは、
    勝ちたい人間だ。

    善意はない。
    あるのは、
    計算された悪意だけだ。

    このゲームの残酷さは、
    たった8枚という制限に凝縮されている。

    8枚。
    やり直しが効くには、
    あまりにも少ない。

    「途中で方針を変えよう」
    そう思った瞬間、
    もう枠が埋まり始めている。

    積み上げた計算は、
    一手の邪魔で崩れ落ちる。

    頼むから、
    そのタイルを送らないでくれ。

    そう願うほどに、
    相手はそれを送ってくる。

    なぜなら――
    それが正解手だからだ。

    これは協力ゲームではない。
    対戦ゲームだ。
    そして、
    遠慮した者から脱落する。

    勝ちたいなら、
    性格の悪さを隠すな。
    むしろ、
    磨け。

    相手が嫌がる未来を想像し、
    それを、
    最短距離で現実にする。

    ALIEN Gは、
    可愛い顔でそれを要求してくる。

    ゲームが終わったあと、
    盤面には何も残らない。
    だが、
    心には確実に何かが残る。

    「やられた」
    「してやった」
    「次はこうしてやる」

    この感情こそが、
    ALIEN Gの正体だ。

    黒い悪魔は、
    外にいるのではない。
    テーブルの向こう側にいる。

    そして、
    それは――
    あなた自身かもしれない。

    プレイ動画

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  • トリックテイキングが嫌いな私が、前のめりになった理由 ──『FIXER(フィクサー)』レビュー

    トリックテイキングが嫌いな私が、前のめりになった理由 ──『FIXER(フィクサー)』レビュー


    勝つために負けろ。情報で刺せ。
    ──ボードゲーム『FIXER(フィクサー)』レビュー

    The Game Gallery の HAL99 さんによるレビュー動画で紹介された、
    対戦型カードゲーム 『FIXER(フィクサー)』プロトタイプ版
    マストフォローと色の相性(3すくみ)を組み合わせた、
    心理戦と駆け引きが濃密に絡み合う一作だ。


    ゲーム概要

    • ジャンル:対戦型カードゲーム(トリックテイキング+陣取り)
    • プレイ人数:3~4人
    • 特徴:負けることでカードと情報を得る逆転構造
    • 雰囲気:ノワール調の渋いアートワーク

    両隣のプレイヤーと同時にカードを出し合い、
    「同色=数字勝負」「異色=相性 or 先手有利」という
    複数の勝利条件が絡み合う。


    ルール要点まとめ

    ■ マストフォロー

    すでに相手のカードがある場所にカードを出す場合、
    同じ色を持っていれば必ずその色を出さなければならない。

    ■ 勝敗判定

    • 同色:数字が大きい方が勝利
    • 弱点関係:弱点色を突かれた側が即敗北(高得点)
    • 相性なし:先に出した先手が勝利

    ■ 勝敗後の処理

    勝者は相手のカードを得点化。
    敗者は勝者のカードを受け取り、手札に加えるか捨てるかを選ぶ。


    感想

    正直に言おう。
    私は――トリックテイキングが苦手だ。

    マストフォロー。
    出された色に従え、逆らうな。
    そのルールはいつも、私から「選ぶ自由」を奪ってきた。
    出したいカードではなく、
    出さされるカードを握らされている感覚。
    自分でプレイしているはずなのに、
    どこか操られているような、あの息苦しさ。

    だから、FIXERも最初は警戒していた。
    また同じかもしれない、と。

    ――だが、違った。

    確かにマストフォローではある。
    だが、このゲームで“勝った側”が得るのは、
    相手の強さではない。
    弱さだ。

    負けた側のカード。
    つまり、価値の低いはずのカードが、
    勝者の手に回る。
    この瞬間、常識がひっくり返る。

    「勝つ=奪う」ではない。
    「負ける=次の刃を仕込む」。
    ここに、明確な戦略が生まれる。

    さらに色の相性。
    数字では明らかに弱いカードが、
    相性ひとつで――
    一撃必殺の高得点に化ける。

    弱いカードで、致命傷を与える。
    この背徳感。
    この快感。

    FIXERは、
    トリックテイキングでありながら、
    トリックテイキングの“正攻法”を裏切ってくる。

    マストフォローで勝つのではない。
    マストフォローの外側で勝敗が決まっていく。

    読み合いは、盤面だけじゃない。
    誰が何色を失ったか。
    誰がどのカードを回収したか。
    情報が、静かに、しかし確実に積み上がっていく。

    ちなみに、
    色の強弱関係が存在しない場合――
    勝つのは先手。

    ただ先に出した、
    それだけで勝ちになる局面がある。
    順番が、意志になる。
    テンポが、そのまま暴力になる。

    このルールがまた、いやらしくて、最高だ。

    そして、デザイン。
    派手さはない。
    だが、渋い。
    重い。
    空気が黒い。

    カードを出すたび、
    「見られている」感覚がある。
    一手が、性格を暴く。
    迷いが、次の標的になる。

    これは万人向けじゃない。
    軽く遊ぶゲームでもない。

    完全に、玄人好み。

    トリックテイキングが苦手な私が、
    それでも前のめりになった。
    それが、このゲームの何よりの証拠だ。

    FIXERは、
    ルールで縛り、
    情報で締め上げ、
    最後は心理で息の根を止めに来る。

    ――静かで、残酷で、
    そして、やたらと美しいゲームだった。


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    【爆笑必至】『ゆび感クレーンゲーム チャンピオンシップ』とは?指先だけで戦う心理戦パーティーゲームを徹底レビュー!

    【爆笑必至】『ゆび感クレーンゲーム チャンピオンシップ』とは?指先だけで戦う心理戦パーティーゲームを徹底レビュー!

    「ただカードを掴むだけ」――なのに、なぜこんなにも盛り上がるのか?
    今回紹介する 『ゆび感クレーンゲーム チャンピオンシップ』 は、指先の感覚だけでカードを掴み取り、その枚数を当てるという超シンプルなゲーム。しかし、本当の地獄(=楽しさ)はその裏に潜んでいます。

    そう、周りのプレイヤーが 嘘をついて邪魔してくる のです。

    爆笑、混乱、疑心暗鬼。
    気がつけば全員が本気で叫んでいる。
    そんなパーティーゲームを、動画内容に基づいて分かりやすくまとめました。

    ■ ゲーム概要

    • ゲーム名:ゆび感クレーンゲーム チャンピオンシップ
    • プレイ人数:複数人(動画では4人)
    • ジャンル:パーティーゲーム・心理戦
    • コンセプト:
      指の感覚だけでカードを掴む“ゆび感”の勝負。
      しかし最大の特徴は、周りのプレイヤー(観客)が嘘・本当を混ぜながら叫び、チャレンジャーを惑わせる心理戦である点。

    ■ ルールとゲームの流れ

    ここでは、動画を参考に“実際のプレイの流れ”を分かりやすく整理して紹介します。

    1. 役割決めとターゲット決定

    • 1人が 「選手(チャレンジャー)」 に。
    • 他の全員は 「観客」 として選手を全力で惑わせる。
    • 山札から1枚引き、指定された枚数(ターゲット数)が決まる(例:15枚)
    • カードには「使えない指」「親指禁止」「人差し指のみ」など、指の制限が書かれていることも!

    2. ベット(賭け)タイム

    選手は 目を閉じて待機
    観客は「選手がどうなるか」を予想してベット。

    • JUST:ぴったり掴む
    • HIGH:多く掴む
    • LOW:少なく掴む

    これがそのまま「発言の方向性」になる。

    3. チャレンジ&ガヤ(ここが最大の盛り上がり!)

    選手は 目を閉じたまま指の感覚だけでカードを掴む。

    その瞬間、観客のガヤが嵐のように飛ぶ。

    JUST勢:「そのまま!完璧!」
    LOW勢:「少ないって!もっといける!」
    HIGH勢:「やばい多い!抜いて抜いて!!」

    嘘か本当か分からない。誰も信じられない。
    選手は指先と心の二重戦闘に突入する。

    4. ジャッジメント(判定)

    掴み終えたら目を開け、枚数を確認。
    空気は一瞬で張りつめ、そして爆笑が爆発。

    5. 得点計算

    • 選手:ぴったり → 高得点、ニアピンも加点
    • 観客:自分のベットが当たれば得点

    6. 勝敗

    役を交代しながら繰り返し、最も得点の高いプレイヤーが勝者。

    ■ 感想

    指で指定の枚数を取る。それだけ――そう、それだけのゲーム。
    「他に何かギミックあるんでしょ?」と聞かれても胸を張って言える。
    ない。潔いほどに、潔く、何もない。

    カードの束に手を伸ばし、指先だけを頼りに枚数を感じ取り、そっと持ち上げる。
    ただそれだけなのに、気づいたら全員が立ち上がり、叫び、笑い、崩れ落ちている。
    このゲームには、説明書には書かれていない魔性の盛り上がり装置が仕込まれているのだ。

    メインプレイヤー以外は、成功するかどうかを賭け、その結果に全力で寄せるために野次を飛ばす。
    もちろんそこに遠慮も容赦もない。あるのは嘘と本音の交差点。
    自分の勝ちに繋がるなら、嘘だって真実の顔をする。
    人間の本性が、指先ひとつで剥き出しになる瞬間。

    そして選手は目を閉じる。
    光を閉ざす行為は、人によってはマイナスにもなるし、逆に集中力を爆裂的に高めるスイッチにもなる。
    静寂の中で研ぎ澄まされていく“ゆび感覚”。
    心拍のリズムすらカードの重さに感じるような気がしてくる。

    そう、プレイヤーによっては、突然“ゾーン”に入ってしまうのだ。

    「わかる……わかるぞ……
    この厚み、この圧、空気の流れ……
    今、私はカードと会話している……!」

    みたいな精神世界へ足を踏み入れる可能性がある。

    だが言っておこう。
    そんな貴重なゾーンへの突入を、このゲームに使うのは完全にゾーンの無駄遣いである。

    なぜなら、目を開けた瞬間に周りの仲間が大爆笑しながらこう叫ぶからだ。

    「お前、全然違うやん!!」

    その落差が最高で、悔しくて、笑えて、もう一回やりたくなる。
    ただカードを掴むだけのゲームなのに、魂が震えるほど盛り上がる理由はここにある。

    “人間の嘘と真実が渦巻く、指先の心理戦”。
    “掴んだ瞬間に世界がざわつく、究極の無駄に熱くなれるゲーム”。

    これが『ゆび感クレーンゲーム チャンピオンシップ』の正体だ。

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    「手札を出し切る」というシンプルなルール。でも、そこに仕掛けられた心理戦が、あなたの常識を覆す――。
    それが、カードゲーム『GHOST LIFT(ゴーストリフト)』です。

    GHOST LIFTとは?

    『GHOST LIFT』は、大富豪のように手札を出し切ることを目的としたカードゲームです。しかし、ただの大富豪とは違います。最大の特徴は、「強さの定義が常に入れ替わる」というギミックと、手札補充の駆け引きです。

    • ジャンル:心理戦&大富豪系カードゲーム
    • プレイ人数:2〜6人(推奨)
    • プレイ時間:約20〜40分
    • 目的:手札を誰よりも早く出し切ること

    基本ルール

    1. 基本のプレイ

    ゲームの基本は大富豪と同じく、場に出ているカードより「強いカード」を出すことです。
    誰かが手札をすべて出し切ったら、そのラウンドは終了します。

    2. 最大の特徴「エレベーターシステム」

    『GHOST LIFT』の最大の特徴は、場の状況を示すエレベーター(リフト)メーターです。このメーターによって、出せるカードの強さが決まります。

    • UP(上向き三角):場のカードより大きい数字しか出せません。
    • DOWN(下向き三角):場のカードより小さい数字しか出せません。

    プレイヤーはカードを出すことで矢印の向きを操作できます。例えば:

    • 相手が大きい数字を持っていなさそうなら「UP」にして妨害
    • 自分の手札に合わせて「DOWN」に切り替えを避ける

    こうした読み合いが、心理戦の醍醐味です。

    3. 手札の補充(ドラフト要素)

    ラウンド中、場には常に3枚の公開カードがあります。自分の手番の最後に、この中から好きなカードを選んで手札に補充可能です。
    ただカードを出すだけでなく、「次の手をどう作るか」が勝利の鍵になります。

    4. 勝敗と「ゴースト」の憑依

    ラウンド終了時に手札が残ってしまったプレイヤーはペナルティを受けます。それが「ゴースト」です。

    • ゴーストの受け取り:残った手札の数字に対応したゴースト(チップ)を受け取る
    • 敗北条件:同じ数字のゴーストを3つ集める/緑色の特殊ゴーストを3種類集める

    ゴーストを集めすぎるとゲームオーバー。ラウンドごとの駆け引きが、長期戦でも白熱します。

    ゴーストリフト感想:心理戦が炸裂するカードゲーム

    「強いカードは大きい数字──それが常識だ」
    そう、ほとんどのカードゲームはそれで成立している。
    しかし、『ゴーストリフト』はその常識を一瞬で覆す。

    このゲームでは、カードの強さは絶えず入れ替わる。
    時には大きな数字が最強になり、時には小さな数字が力を持つ。
    その瞬間瞬間を読み取り、相手の手札を読み、場の流れを操作する心理戦が、プレイヤーを待ち受けている。
    ただカードを出すだけのゲームではない――思考と直感、戦略と心理が入り混じる頭脳戦なのだ。

    しかし、ここで重要なのは、このゲームは1回負けたら終わりではないということ。
    ラウンド終了時、手札を出し切れなかったプレイヤーはペナルティとしてゴーストを受け取る。
    ただのペナルティではない――敗北のリスクすら戦略の一部に変えるルールなのだ。

    • 同じ数字のゴーストを3つ集めると完全敗北
    • 緑色の特殊ゴーストを3種類集めると完全敗北

    だが、ここが面白い。
    上手く立ち回れば、負けを最小限に抑え、戦略的にゴーストを受け取ることができる。
    敗北すら計算に入れることで、ゲームは単なる勝ち負けの争いではなく、長期戦の心理戦へと進化する。

    さらに面白いのは、手札補充のドラフト要素だ。
    場に常に3枚のカードが公開されており、自分の手番の最後に好きなカードを手札に加えられる。
    これにより、次の一手を作る戦略が生まれ、単純なカードゲームに深みと読み合いが生まれるのだ。

    あなたの頭脳は、このゲームに耐えられるか。
    単なる数字ゲームではない。
    読み合い、駆け引き、戦略、心理――あらゆる思考が試される。
    この瞬間、あなたはカードの前に立ち、己の心理と対峙する。
    それが『ゴーストリフト』の魅力であり、戦慄であり、快感だ。

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